特許
J-GLOBAL ID:200903076884834840

エレベーターの診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030774
公開番号(公開出願番号):特開平8-225266
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 エレベーターの動作特性を計測するために通常具えられる計測手段からの動作データを収集するだけでエレベーターの故障の予兆を判定できるエレベーターの診断装置。【構成】 データ計測部10で計測したエレベーター3の動作データを格納部112に格納させ、区分けされた動作データの平均値および標準偏差値と前回収集した平均値および標準偏差値の差を演算して記憶部132に記憶させ、この平均値および標準偏差値を故障診断装置2に送信する。平均値および標準偏差値の中から同一型式のエレベーターのものを選択して平均値と前回収集したそれらの平均値との差を演算して比較判定部13に送信し、記憶部132から読み出した平均値および標準偏差値の差と、故障診断装置2から送信された平均偏差値差および平均値差とからエレベーター故障の予兆を判定する。
請求項(抜粋):
エレベーターの各種の動作状態を所定期間毎に計測して得られた動作データに基づいて当該エレベーターの診断を行うようにしたエレベーターの診断装置において、前記動作データを記憶する計測データ記憶手段と、該計測データ記憶手段に所定量の前記動作データが記憶されたか否かを判断するデータ収集量判定手段と、該データ収集量判定手段が前記計測データ記憶手段に所定量の前記動作データが記憶されたと判断した時に、前記計測データ記憶手段に記憶された複数の前記動作データの平均値または標準偏差値を演算する演算手段と、前記平均値または前記標準偏差値を記憶する演算値記憶手段と、前記データ収集量判定手段の判断結果に従って前回収集された前記動作データに基づいて演算され、前記演算値記憶手段に記憶されていた前記平均値または前記標準偏差値と今回演算された前記平均値または前記標準偏差値とのそれぞれの差である平均値差または標準偏差値差を演算する減算手段と、該減算手段によって演算された前記動作データの平均値差または標準偏差値差と当該エレベーターと同一型式の標準的なエレベーターの前記動作データの前記平均値差または前記標準偏差値差とを比較して、当該エレベーターの故障の予兆の有無を判定する故障予兆診断手段を有したことを特徴とするエレベーターの診断装置。
IPC (2件):
B66B 3/00 ,  B66B 5/00
FI (2件):
B66B 3/00 R ,  B66B 5/00 G

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