特許
J-GLOBAL ID:200903076893965663

信号処理装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000716
公開番号(公開出願番号):特開平9-186606
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 従来の1ビットオーディオ信号処理装置では、入力がnチャンネルである場合、加算器での加算処理がn-1回必要となる。また、乗算器もnチャンネル分のn個必要とされた。【解決手段】 3倍サンプリング器5は、3チャンネルの入力アナログ信号を標本化周波数fSでΣΔ変調して得られた高速1ビット信号S1、S2及びS3に各信号毎3倍の時分割処理を施して3チャンネル時分割信号S4を出力する。初段積分器8は、3倍サンプリング器5からの3チャンネル時分割信号S4を1サンプル遅延器7と加算器6を使って3fS周期で積分する。1ビット量子化器9は、初段積分器8からの積分出力をfSでΣΔ変調信号に再量子化する。ゲイン調整器11は、この1サンプル遅延器10からの遅延出力を1/3にする。さらに、加算器6は、ゲイン調整器11からの出力と、1サンプル遅延器7からの出力と、3倍サンプリング器5からの3チャンネル時分割信号S4とを加算する。
請求項(抜粋):
nチャンネルの入力アナログ信号を標本化周波数fSでシグマデルタ変調した高速1ビット信号に各信号毎n倍の時分割処理を施してnチャンネル時分割信号を出力する時分割処理手段と、上記時分割処理手段からのnチャンネル時分割信号を第1の遅延手段と加算手段を使ってnfS周期で積分する積分手段と、上記積分手段からの積分出力をクロックfSでシグマデルタ変調信号に再量子化する量子化手段と、上記量子化手段からの量子化出力を遅延する第2の遅延手段と、上記第2の遅延手段からの遅延出力を1/nするゲイン調整手段とを備え、上記加算手段は、上記ゲイン調整手段からの出力と、上記第1の遅延手段からの遅延出力と、上記時分割処理手段からのnチャンネル時分割信号とを加算することを特徴とする信号処理装置。
IPC (2件):
H03M 7/32 ,  G10L 9/18
FI (2件):
H03M 7/32 ,  G10L 9/18 B

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