特許
J-GLOBAL ID:200903076897175284
電界効果型トランジスタ及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-177511
公開番号(公開出願番号):特開2000-012851
出願日: 1998年06月24日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】 不純物のドーピングを行わずに、しきい値電圧Vthを自由に設定することを可能とする。【解決手段】 電界効果型トランジスタにおいて、中央部に位置する第一のゲート電極7と、その両側に位置する第二のゲート電極8を持ち、第二のゲートの少なくとも一部はチャネル形成領域上に位置する。第一、第二のゲート電極には仕事関数の異なる材料を用いる。第一のゲート電極からの電界と、第二のゲート電極の電界が互いに干渉を起こす範囲に、第一のゲート電極長を設定する。好ましくは40nm以下とする。
請求項(抜粋):
半導体上に絶縁膜を介してゲート電極が設けられ、ゲート電極の下部の半導体層はチャネル形成領域を成し、チャネル形成領域を挟んで第一導電型のソース・ドレイン領域が形成される電界効果型トランジスタにおいて、ゲート電極は、その中央部に位置する第一のゲート電極と、その両側に位置する第二のゲート電極からなり、第二のゲート電極において、その少なくとも一部はチャネル形成領域上に位置し、該第一導電型がn型の場合は、第二のゲート電極の仕事関数が第一のゲート電極の仕事関数よりも小さく、該第一導電型がp型の場合は、第二のゲート電極の仕事関数が第一のゲート電極の仕事関数よりも大きく、しきい値電圧がゲート電極に印加された状態で、第一導電型がn型の場合は半導体層の電位がゲート電極よりも高くなるような電界を、第一導電型がp型の場合は半導体層の電位がゲート電極よりも低くなるような電界を、ゲート電極の中央において第二のゲート電極が形成するような、第一のゲート電極において第二のゲート電極に接触する両界面の間隔すなわち第一のゲート電極の長さを持つことを特徴とする、電界効果型トランジスタ。
IPC (2件):
FI (3件):
H01L 29/78 301 G
, H01L 29/78 617 N
, H01L 29/78 617 J
Fターム (11件):
5F040DA00
, 5F040DC01
, 5F040EB12
, 5F040EC04
, 5F040EC05
, 5F040EC07
, 5F040EC08
, 5F040EC09
, 5F040ED03
, 5F040ED04
, 5F040EF02
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