特許
J-GLOBAL ID:200903076907766618

穴拡げ性と二次加工性に優れた高炭素薄鋼板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253238
公開番号(公開出願番号):特開平8-120405
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 穴拡げ加工性および二次加工性などの加工性が特に優れた中炭素鋼板とその製造方法の提供。【構成】 C:0.20〜0.60%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.05〜0.30%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:0.02〜0.05%、Al:0.05〜0.50%、N: 0.003〜0.015 %、B: 5〜50ppm 、Ni: 2.0%以下、Ca:0.01%以下の組成で、C含有量の10〜50%が黒鉛化し、断面の鋼組織が、大きさ 3μm 以上の黒鉛粒子をC重量%×102 個/mm2 〜C重量%×103 個/mm2 含んだ、球状化セメンタイトの分散したフェライト相である加工性にすぐれた薄鋼板。製造方法:(1)750〜 900°C仕上、 400〜 650°C巻取りの熱間圧延後、 600〜 720°Cで燒鈍。(2)(1)と同じ熱間圧延後、40〜80%の冷間圧延をして、 600〜 720°Cで燒鈍。(3)(1)と同じ熱間圧延後、 600〜 720°Cにて燒鈍し、40〜80%の冷間圧延をおこない 600〜 720°Cにて燒鈍。
請求項(抜粋):
重量割合で、C:0.20〜0.60%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.05〜0.30%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:0.02〜0.05%、Al:0.05〜0.50%、N: 0.003〜 0.015%、B: 5〜50ppm 、Ni: 2.0%以下、Ca:0.01%以下で、残部は実質的にFeおよび不可避的不純物からなり、それに加えてC含有量の10〜50%が黒鉛化していて、断面の鋼組織が、大きさ 3μm の黒鉛粒子をC重量%×102 個/mm2 以上C重量%×103 個/mm2 以下含んだ、球状化セメンタイトの分散したフェライト相であることを特徴とする加工性にすぐれた薄鋼板。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/32 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-107742
  • 特開平1-025946
  • 特開平2-107742
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