特許
J-GLOBAL ID:200903076917880869

ストリーク状偽像を低減する画像処理方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井島 藤治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-187410
公開番号(公開出願番号):特開平5-237094
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 ストリーク状偽像を識別し低減するための閾値を自動計算処理により計算し設定し得る画像処理方法と装置を実現することである。【構成】 対象となる2次元イメージから一部又は全部を抽出し、開領域のまま又は閉領域化の処理を施したイメージから画像データの標準偏差値SDを計算し、ストリーク状偽像識別のための閾値を標準偏差値SDの関数として計算し、前記イメージに対し、そのままのデータ又はレベルシフト等の処理を施したデータを使用して射影データを計算し、前記閾値を用いて射影データを比較してストリーク状偽像の識別を行ってストリーク状偽像を低減除去する。
請求項(抜粋):
ストリーク状偽像の存在をイメージから識別し、これを低減するためのストリーク状偽像等を低減する画像処理方法において、多次元空間のイメージ・データから対象となる2次元イメージの一部又は全部を抽出し、該抽出された開領域のままのイメージ又はそれに更に閉領域化等の処理を施したイメージから、画像データの標準偏差値(SD)を計算し、これからストリーク状偽像識別のための閾値(δ,δm ,δ′,δm ′)を前記標準偏差値(SD)の関数として計算する段階と、前記抽出されたままのイメージ又はそれに閉領域化等の処理を施したイメージに対して、そのままのデータ又はレール・シフト等の処理を施したデータを使用して各方向又は任意の方向の射影データを計算し、前記ストリーク状偽像の識別を前記閾値(δ,δm ,δ′,δm ′)を用いて前記射影データ比較により行い、比較結果に基づきストリーク状偽像を低減除去するためのデータを生成し、これによりストリーク状偽像を低減する段階とを具備することを特徴とするストリーク状偽像を低減する画像処理方法。

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