特許
J-GLOBAL ID:200903076919369215

回転磁気ヘッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079028
公開番号(公開出願番号):特開平9-270102
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】高精度の機械加工及び煩雑な組立作業を伴うこと無く、ロータリトランスロータとロータリトランスステータとの空隙寸法を最適な値とでき、高性能でありながら安価な回転磁気ヘッド装置を実現する。【解決手段】回転ドラム3が未回転のときは、ロータリトランスステータ16はロータリトランスロータ15の表面に接触している。ロータ15が回転すると表面の空気流動により浮上パッド18から回転軸7の方向に空気が流動し、浮上パッド18がロータ15からごくわずか浮上する。浮上パッド18の浮上によりステータ16もロータ15からごくわずかに浮上しステータ16とロータ15とは0.0001mm〜0.01mmの空隙が形成され、ロータ15とステータ16とは最小の空隙をもって互いに対向し信号の送受を行うことができる。これにより、低透磁率のロータ15及びステータ16を使用することが出来る。
請求項(抜粋):
1個以上の磁気ヘッドを搭載した回転ドラムと、この回転ドラムを回転可能に支持する固定ドラムとを有する回転磁気ヘッド装置において、上記磁気ヘッドと信号線で連結される回転側信号受発信手段を有し、上記回転ドラムの回転に伴って回転する回転体と、上記回転体の回転側信号受発信手段に対向し、この回転側信号受発信手段と信号を送受する固定側信号受発信手段と、上記回転体の回転に伴って発生する空気流動により、上記固定側信号受発信手段を上記回転側信号受発信手段から離間する方向に移動させる移動手段とを有する固定体と、を備えることを特徴とする回転磁気ヘッド装置。

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