特許
J-GLOBAL ID:200903076928886168

ADPCM復号器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-155194
公開番号(公開出願番号):特開平9-121167
出願日: 1986年10月29日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【目的】狭帯域の周波数特性をもつ2次の適応予測器は音声信号に対しては良好な予測特性を示すが、最近要求の高まってきた9600bpsモデム信号に対しては予測特性があまり良くなく、9600bpsモデム信号の伝送を困難にしていた。【構成】従来の音声信号に対して良好な特性を示す狭帯域の周波数特性をもつ適応極予測器と、9600bpsモデム信号に対して良好な特性をもつ広帯域の周波数特性をもつ極予測器とを設け、前記狭帯域適応極予測器の予測係数の値から、入力信号が9600bpsモデム信号か否かを識別し前記両極予測器のうち最適なものを入力信号に合わせて切替えることにより達成される。【効果】本発明によれば、音声信号の予測特性を劣化させることなく9600bpsモデム信号に対しても良好な予測を行うことができるため、音声信号、9600bpsモデム信号、双方について良好な伝送特性を備えたADPCM復号器を実現できる効果がある。
請求項(抜粋):
1.入力された量子化信号を逆量子化して得られる残差信号に予測信号を加算して符号器の入力信号を再生した再生信号を出力するADPCM復号器において、上記予測信号を得る手段として、狭帯域の周波数特性をもつ適応極予測器と広帯域の周波数特性をもつ極予測器とを設けるとともに、前記狭帯域適応極予測器の予測係数により、再生信号を識別し、前記狭帯域適応極予測器と広帯域予測器の切替を行う手段を設けたことを特徴とするADPCM復号器。
IPC (3件):
H03M 7/38 ,  G10L 9/18 ,  H03M 3/04
FI (3件):
H03M 7/38 ,  G10L 9/18 C ,  H03M 3/04

前のページに戻る