特許
J-GLOBAL ID:200903076940868884

マルチ空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-143415
公開番号(公開出願番号):特開平7-004728
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 複数台の室内機に対するアドレス設定を人手を要することなく自動的にしかも間違いなく行なうことができ、作業員にかかる負担を大幅に軽減できるマルチ空気調和機を提供する。【構成】 1台の室外機10に、一対の信号線20を介して複数台の室内機21,22,...を接続している。室外機10は、各室内機のいずれかからアドレス未確定信号を受けると、アドレス設定モードを定めてアドレス設定モード信号を定期的に信号線20に送信する。各室内機は、室外機からアドレス設定モード信号を受けるごとに固有データを送信し、かつ送信した固有データと他の固有データとの衝突を監視し、衝突データの優先順位を基に固有データの送信タイミングを逐次設定していく。そして、各室内機は、設定した送信タイミングを自己のアドレスとして確定する。
請求項(抜粋):
1台の室外機と複数台の室内機を一対の信号線で接続し、各室内機に定めたアドレスを基に各室内機と室外機との間で時分割のデータ送受信を行なうマルチ空気調和機において、前記各室内機に設けた、自己のアドレスが未確定のときに前記信号線にアドレス未確定信号を送信する手段と、前記室外機に設けた、前記アドレス未確定信号を受けるとアドレス設定モードを定め、アドレス設定モード信号を前記信号線に定期的に送信する手段と、前記各室内機に設けた、室内機の特徴を表わしかつ複数の項目の配列による固有データを記憶したメモリと、前記各室内機に設けた、前記アドレス設定モード信号を受けると、対応する前記メモリ内の固有データを前記信号線に送信する手段と、前記各室内機に設けた、送信した当該固有データと他の固有データとの衝突を検知し、衝突した各固有データの先頭項目の優先順位を判定する手段と、前記各室内機に設けた、前記判定において当該固有データの優先順位が高ければ、当該固有データの項目配列の順序を1つシフトし、かつ次回も同じ送信タイミングを保持する手段と、前記各室内機に設けた、前記判定において当該固有データの優先順位が低ければ、当該固有データの項目配列の順序を元に戻し、かつ次回からの送信タイミングを所定回数にわたり1ステップ分遅延する手段と、前記室外機に設けた、アドレス設定モード信号の送信回数が所定値に達すると、アドレス設定モードを解除してアドレス決定要求を前記信号線に送信する手段と、前記各室内機に設けた、前記アドレス決定要求を受けると、保持している送信タイミングを自己のアドレスとして確定する手段とを備えたことを特徴とするマルチ空気調和機。
IPC (2件):
F24F 11/02 103 ,  F25B 13/00 104

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