特許
J-GLOBAL ID:200903076945212529
動圧軸受装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-232567
公開番号(公開出願番号):特開平6-033941
出願日: 1992年07月16日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 磁性流体を封入してシールする動圧軸受を、その軸受性能を低下させることなく小形化する。【構成】 ハウジング1内に、その軸心に挿通孔6が穿設されたスリーブ5を固定し、さらに一対のポールピース9a、9bを、上記スリーブ5の両面側及びハウジング1側との間に、それぞれ間隙を設けて配置し、上記ポールピース9a、9bにシャフト7を貫通固定すると共に、挿通孔6に間隙を設けてシャフト7を配置し、上記各間隙に磁性流体15を封入して動圧軸受装置を構成する。また磁気回路21が構成されるようにスリーブ5を非磁性体で、かつハウジング1、シャフト7及びポールピース9a、9bを磁性体で形成すると共に、永久磁石2を介設してハウジング1と一対のポールピース9a、9bとの間隙に磁界を形成して磁性流体15を封止した。
請求項(抜粋):
軸心に挿通孔(6)が形成されたスリーブ(5)を筒状のハウジング(1)の内周面に固定し、このスリーブ(5)の両面側との間に間隙(10a)(10b)を設けると共に、ハウジング(1)側との間にも間隙(11a)(11b)を設けて、一対のポールピース(9a)(9b)をそれぞれ配置し、上記挿通孔(6)よりも径小なシャフト(7)を、上記一対のポールピース(9a)(9b)に貫通して固定すると共に、上記シャフト(7)と挿通孔(6)との間に間隙(8)を形成し、上記各間隙(8)(10a)(10b)(11a)(11b)に磁性流体(15)を封入して、上記挿通孔(6)の内周面でラジアル荷重を支持すると共に、上記一対のポールピース(9a)(9b)を介してスリーブ(5)の両面でスラスト荷重を支持するようにした動圧軸受装置であって、ハウジング(1)、シャフト(7)及び一対のポールピース(9a)(9b)を磁性体で形成すると共に、スリーブ(5)を非磁性体で形成し、ハウジング(1)から順に、一方のポールピース(9a)、シャフト(7)、他方のポールピース(9b)を経て、再びハウジング(1)に返る経路に磁気回路(21)を構成するように上記経路に永久磁石(2)を介設し、この磁気回路(21)によってハウジング(1)と一対のポールピース(9a)(9b)との間隙(11a)(11b)に磁界を形成して、上記磁性流体(15)を封止したことを特徴とする動圧軸受装置。
IPC (2件):
引用特許:
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