特許
J-GLOBAL ID:200903076946925740

高Cr含有鋼油井管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184180
公開番号(公開出願番号):特開平6-025746
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は高Cr含有油井管の製造方法に係り、さらに詳しくは例えば石油・天然ガスの堀削と生産に使われる油井管として優れた耐食性を有する鋼管に関する。【構成】 C0.08%超、Cr7.5%以上、を含有する高Cr鋼片を熱延終了温度800°C以上、巻き取り温度780°C以上、少なくとも600°Cまでの冷却速度が0.1°C/秒以下、の条件でホットコイルとし、所定の工程で電縫鋼管とした後に熱処理するか、あるいは電縫溶接直後に電縫部を含んで熱処理する。必要に応じて限定された成分を含有する高Cr含有鋼を使用する。
請求項(抜粋):
重量%で、Cを0.08%を超えて含有し、かつ、Crを7.5%以上含有する高Cr含有鋼片を、下記の工程で順次鋼管とし、処理することを特徴とする高Cr含有鋼油井管の製造方法。?@鋼片を1050〜1300°Cの温度に加熱した後に、圧延終了温度が800°C以上で板厚が4.0mm以上25.4mm以下のホットストリップに熱間圧延し、780°C以上の温度でホットコイルとして巻き取った後に、少なくとも600°Cまでを0.1°C/秒以下の冷却速度で冷却する工程、?A上記工程で得たホットストリップを所定の幅に切断した後、連続的に円筒状に成形しつつ鋼帯両端を電縫溶接して造管する工程、?B上記電縫鋼管を880°C以上1020°C以下の温度範囲に1分以上加熱・保持した後に、少なくとも300°C以下までを空冷以上の冷却速度で冷却して70容量%以上がマルテンサイト組織で占められる組織とする工程、?Cさらに550°C以上Ac1 変態点以下の温度に再加熱して1分以上保持した後、少なくとも300°C以下までを空冷以上の冷却速度で冷却する工程。
IPC (7件):
C21D 8/10 ,  B21B 1/26 ,  B21C 37/08 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/18 ,  E21B 17/00

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