特許
J-GLOBAL ID:200903076956114456

円偏波及び直線偏波共用一次放射器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-210772
公開番号(公開出願番号):特開平5-055806
出願日: 1991年08月22日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 円偏波、及び直線偏波(水平・垂直偏波)を使用している衛星からの電波を共に受信可能な、円偏波及び直線偏波共用一次放射器を提供する。【構成】 円形導波管2に対して開口部1側から終端面5に向かって順に、第1位相回路(金属塊3及び4)と、回転式の第2位相回路(誘電体板7)と、方形導波管9とを設けて、円偏波を受ける場合、第1位相回路で直線偏波に変換し、誘電体板7を前記直線偏波の2つの偏波成分間の位相が変化しない向きとし方形導波管9から信号を出力し、直線偏波を受ける場合、同直線偏波の2つの偏波成分間に対して第1位相回路で発生させた位相差を、誘電体板7を回転させて同相にして方形導波管9から直線偏波の一方の信号を出力し、前記位相差が約180度となるように誘電体板7を回転させて、方形導波管9から直線偏波の他方の信号を出力する。前記第1と第2位相回路の並べ方は入れ換えて構成しても良い。
請求項(抜粋):
一端を電磁波が導入し得る開口部とし、他端に終端面を設けた円形導波管において、同円形導波管の内部の開口部と終端面間に、固定式の第1位相回路と回転式の第2位相回路とを並べて設け、終端面側となる前記位相回路と前記終端面の間に円形導波管の内部に導入された電磁波の出力手段を設けて、円偏波の電磁波が導入された場合は、前記第1位相回路で直線偏波に変換し、前記第2位相回路を回転させて同第2位相回路中を伝播する電磁波の直交する2つの偏波成分間の位相が変化しない向きとして、前記出力手段から信号を取り出し、直線偏波が導入された場合は、水平及び垂直偏波の内どちらか一方に対しては、同直線偏波の直交する2つの偏波成分間に対して前記第1位相回路で発生させた位相差と、前記第2位相回路で発生させた位相差を合わせて同相となる向きに前記第2位相回路を回転させて、前記出力手段から信号を取り出し、直線偏波の他方に対しては、同直線偏波の直交する2つの偏波成分間に対して、前記第1位相回路と前記第2位相回路とで発生させた位相差が合わせて約180度となるように、前記第2位相回路を回転させて、前記出力手段から信号を取り出すことを特徴とする円偏波及び直線偏波共用一次放射器。
IPC (5件):
H01P 1/165 ,  H01P 1/10 ,  H01P 1/161 ,  H01Q 3/00 ,  H01Q 13/02

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