特許
J-GLOBAL ID:200903076956471984

光ファイバジャイロ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280574
公開番号(公開出願番号):特開平8-145695
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 被検物体の回転状態を光を用いて検出する光ファイバジャイロに関し、部品点数が少なく、全体として低価格でありながら、高精度、高信頼性の光ファイバジャイロを提供することを目的とする。【構成】 第2の受光手段15における第2の出力信号P2を光源出力制御手段16に入力し、その値が一定になるように光源11への注入電流を制御する。これにより、温度が変化しても零点出力変動を小さくすることが可能となり、高精度に回転角速度を検出することができる。また、位相変調を施していないため、光学部品点数を少なくすることができ、コストを大幅に低減することができる。
請求項(抜粋):
光を射出する光源と、光ファイバを巻回して形成され、その両端から光を入射してサニャック効果を生じるセンシングループと、前記光源から射出された光を第1の分枝から入射して第2及び第3の分枝に分岐して前記センシングループの両端に入射させ、前記センシングループを伝搬した後にその両端から射出される2つの光を前記第2及び第3の分枝から入射し、結合分岐して第4及び第5の分枝から射出する光分岐結合手段と、前記第4及び第5の分枝から射出された光をそれぞれ受光する第1及び第2の受光手段と、前記第1の受光手段から出力される第1の出力信号を用いて回転角速度を導出する演算処理手段と、前記第2の受光手段から出力される第2の出力信号を用いて前記光源の光出力強度を制御する光源出力制御手段を具備する光ファイバジャイロ。

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