特許
J-GLOBAL ID:200903076980425098

異径輪体のローリング成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 昇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-300927
公開番号(公開出願番号):特開2001-121233
出願日: 1999年10月22日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】異径輪体を、より少ない工程で迅速に、かつ常に一定の精度で、しかも削り屑の発生等の弊害がなく、より経済的に得ることができる異径輪体のローリング成形装置を提供することである。【解決手段】異径輪体のローリング成形装置1は、中央周面に輪体成形部がテーパ状である異径輪体成形部2aが形成されると共に、この異径輪体成形部2aの両側に回動円板3、5がそれぞれ設けられ、これら回動円板3、5の内向面に同期板4、6がそれぞれ同心状態で回動自在にそれぞれ配設されたマンドレル2と、このマンドレル2の異径輪体成形部2aに挿設された被加工輪体Wの外周面に相対的に移動して圧接することができるように設けられた成形ローラ13と、マンドレル2の回動円板3、5の周面に相対的に移動して圧接することができるように設けられた加圧ローラ19、19とからなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
中央周面に輪体成形部が形成されると共にこの輪体成形部の両側に回動円板がそれぞれ設けられたマンドレルと、このマンドレルの前記輪体成形部に通挿された被加工輪体の外周面に相対的に移動して圧接することができるように設けられた成形ローラと、前記マンドレルの回動円板の周面に相対的に移動して圧接することができるように設けられた加圧ローラとからなるローリング成形装置において、前記回動円板のうちの少なくとも一方の内向面に同期板が同心状態で回動自在に配設されると共に、前記マンドレルの輪体成形部又は/及び前記成形ローラの周面がテーパ面状の異径輪体成形部として形成されてなり、前記マンドレル又は/及び前記成形ローラの回転駆動により、前記加圧ローラが前記回動円板の周面に圧接された状態で、被加工輪体が前記マンドレルの輪体成形部と前記成形ローラとの間に挟圧状態でローリング成形される成形過程において、被加工輪体が傾いてこの被加工輪体の拡張部分が前記同期板に当接するときに、この被加工輪体が転動するのに伴って前記同期板が転動するようにしたことを特徴とする異径輪体のローリング成形装置。

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