特許
J-GLOBAL ID:200903076981304812

リチウムの回収および精製

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-504235
公開番号(公開出願番号):特表2001-508925
出願日: 1998年06月18日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】本発明は、特にリチウム電池廃棄物原料からリチウムを回収および/または精製するための方法および装置に関する。この方法は電気分解過程を包含し、リチウムを含有するスラリーを濾過および洗浄して不溶性物質を可溶性リチウム成分から分離すること、濾過された可溶性の混合リチウム塩を含有する電池廃棄物溶液を電解槽の陽極室中の陽極液として供すること、多孔性を有する陽イオン交換膜を用いて陽極室を陰極室から分離して、選択的にリチウムイオンを通過させ、他物質の通過を妨げること、電解槽を通る電流を流すこと、ならびに、実質的に純粋な水酸化リチウム溶液を陰極室から取り出すことを包含する。この方法はナノ濾過過程をさらに包含することができ、実質的に純粋な水酸化リチウム溶液を、加圧下に、少なくともpH11で安定性を有するナノ濾過膜に通過させること、ならびに、さらに精製された水酸化リチウム溶液である透過物を回収することを包含する。このナノ濾過過程を、他の一価リチウム塩溶液の精製に用いることもできる。
請求項(抜粋):
リチウム電池廃棄物からリチウムを回収および精製するための方法であって、以下の工程を包含する方法: ・リチウム電池廃棄物を、リチウムを含有するスラリーに加工すること、 ・リチウムを含有するスラリーを濾過および洗浄して、不溶性物質を可溶性 リチウム成分から分離すること、 ・陽極および陰極からなる電解槽を供すること、 ・多孔性を有する陽イオン交換膜を用いて陽極室および陰極室を分けて、選 択的にリチウムイオンを通過させ、他物質の通過を妨げること、 ・陽極室の陽極液として、濾過された可溶性の混合リチウム塩を含有する電 池廃棄物溶液を供すること、 ・電解槽を通る電流を流すこと、ならびに ・陰極室から実質的に純粋な水酸化リチウム溶液を取り出すこと。
IPC (9件):
H01M 6/52 ,  B01D 61/02 500 ,  B01D 69/00 ,  C01D 15/02 ,  C02F 1/46 ,  C22B 7/00 ,  H01M 10/54 ,  C22B 26/12 ,  C25B 1/26
FI (9件):
H01M 6/52 ,  B01D 61/02 500 ,  B01D 69/00 ,  C01D 15/02 ,  C02F 1/46 Z ,  C22B 7/00 C ,  H01M 10/54 ,  C22B 26/12 ,  C25B 1/26

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