特許
J-GLOBAL ID:200903076983080717

トリガー式噴霧器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-293716
公開番号(公開出願番号):特開平8-131912
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 トリガー引寄せによる高圧化で、吐出弁を通ってシリンダ内液体を射出筒前端のノズルから噴出するよう設けたトリガー式噴霧器において、噴霧終了時に噴霧圧が低下して噴霧が不完全となる欠点を除去した。【構成】 トリガー35引寄せによりシリンダ18内が高圧化すると、前後両ピストン42、44の径差により自動ピストン40がコイルスプリング49の付勢に抗し前進して吐出弁48が開いてシリンダ内液体が射出筒28前端から噴霧し、シリンダ内液圧が上記スプリング49の付勢よりも低下すると同時に吐出弁48が閉じ、トリガー35解放によりスプリング49がピストン部材36を前進させることでシリンダ内が負圧化すると、吸上げパイプ13、吸込み孔21、吸込み弁47を通って容器体内液体がシリンダ18内へ入るよう設けた。
請求項(抜粋):
容器体口頸部に嵌合させる装着筒1から主柱筒12を起立し、該主柱筒の下部前面からシリンダ18を、かつ主柱筒の上部前面から射出筒28を、それぞれ前方突出すると共に、射出筒前部に上端部を枢着させて垂下するトリガー35の上部後面へ、上記シリンダ内へ前方付勢して嵌合させた前端閉塞筒状のピストン部材36前面を係合させ、上記トリガー操作で容器体内液体を吸込み弁を介してシリンダ内へ吸込み、かつ吐出弁を介して射出筒前端のノズル32から噴霧するよう設けたトリガー式噴霧器において、シリンダ前部を小内径部18a に、かつ後部を大内径部18b に、それぞれ形成すると共に、シリンダ大内径部の後壁43中央部にシリンダ内と主柱筒12の筒孔内とを連通する連通孔19を穿設し、かつ該連通孔下方の主柱筒筒孔部分を閉塞しておき、又筒部41前端から前方拡開するスカート状の弾性小径ピストン42をシリンダ小内径部18a 後方内へ、かつ筒部41後面を閉塞する後壁43外周に付設した大径ピストン44をシリンダ大内径部18b の後部内へ、それぞれ摺動自在に嵌合させると共に、後壁43中央部から後方突設した栓棒45後端で連通孔19前面を閉塞させ、又栓棒45周圍の後壁部分に小径孔46を穿設した自動ピストン40を設け、又大径ピストン44の摺動範囲よりも前方のシリンダ大内径部18b の下方壁部を開口して該開口から容器体内垂設用吸上げパイプ13を垂下し、上記スカート状の弾性小径ピストン42とシリンダ小内径部18a 内面とで吸込み弁47を、かつ栓棒45後端と連通孔19とで吐出弁48をそれぞれ形成し、ピストン部材36と自動ピストン40との間に圧縮コイルスプリング49を介装したを特徴とするトリガー式噴霧器。

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