特許
J-GLOBAL ID:200903076985472906

溶出試験機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-085667
公開番号(公開出願番号):特開2000-275239
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 溶出特性測定の時間的効率を向上させることができる溶出試験機を提供する。【解決手段】 溶出率判断部13にオペレータが測定を終了してもよいと考える溶出率設定値が設定される。溶出特性測定が開始され、採取時間経過後、溶出率測定機構7は、ベッセル1の試験液の溶出率を測定して溶出率判断部13に送る。溶出率判断部13は送られた溶出率が溶出率設定値を越えているか否かを判断し、越えている場合にはその判断情報を自動測定終了部15に送り、自動測定終了部15は、制御部11に測定終了信号を送る。また、手動測定終了部17は、測定中の検体の測定を終了して次の検体の測定に移行する旨の入力が外部からあると、制御部11に測定終了信号を送る。制御部11は、測定終了信号が送られた場合、その検体の測定を終了させ、次の検体の測定を開始させる。
請求項(抜粋):
溶出試験容器と、前記容器に設定量の試験液を注入する試験液注入機構と、複数の検体が配置され、前記容器に検体を順番に投入する検体投入機構と、前記検体から前記試験液に溶出した目的成分の溶出率を測定する溶出率測定機構と、溶出率測定が終了した後、試験液を前記容器から排出し、前記容器を洗浄する容器洗浄機構と、前記試験液注入機構、前記検体投入機構、前記溶出率測定機構及び前記容器洗浄機構の動作を制御して、試験液の注入、検体投入、溶出率測定、試験液排出及び容器洗浄を各検体ごとに繰り返し、前記検体投入機構に配置された複数の検体について溶出特性の測定を順次行なう制御部とを備えた溶出試験機において、溶出特性測定を終了しようとする溶出率を設定することができるようにし、前記溶出率測定機構で測定した溶出率が予め設定された溶出率設定値を越えたか否かを判断する溶出率判断部と、前記溶出率判断部が溶出特性測定中の検体の溶出率が溶出率設定値を越えたと判断したときは、前記制御部を制御してその検体の溶出特性測定を終了させ、次の検体の溶出特性測定へと移行させる自動測定終了部とを備えていることを特徴とする溶出試験機。

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