特許
J-GLOBAL ID:200903076986363116

加熱ローラ定着装置の温度検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-040331
公開番号(公開出願番号):特開平5-210330
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 ローラコアを金属等で形成し、その表面に酸化金属の表面被膜を形成してなるローラ部材において、該加熱ローラの温度検知を行うための部材が、硬質のローラとの摩擦により摩耗することを防止させるようにする。【構成】 ローラコアの表面に金属酸化物の被膜4を形成した加熱ローラ2に対し、温度検知を行うための接触型温度検知装置10として、サーミスタ11をシールガラス13に封入したものを用いる。また、前記加熱ローラに対して、オイル塗布装置により変性シリコーンオイルを塗布して、金属酸化物の表面に変性シリコーンオイルを反応させ、トナーのローラ表面への付着を防止する。そして、前記温度検知装置10を加熱ローラ2に対して接触させて、変性シリコーンオイルがガラスと反応することにより高離型性被膜15を形成し、トナーの付着を防止するとともに、ガラスが硬質のローラに接しても、摩耗することがないようにされる。
請求項(抜粋):
加熱源を設けた加熱ローラと、加圧ローラとを対向して配置して定着装置を構成し、該定着装置の加熱ローラに対して接触型温度検知装置を配置して、温度の検知を行う装置において、前記加熱ローラを金属等のローラコアにより構成し、該ローラコアの表面を金属の酸化物の層で覆い、前記加熱ローラの表面に変性シリコーンオイルを塗布し、ローラコアの金属酸化物と変性シリコーンオイルとを結合させることにより、トナーの付着を防止するとともに、前記加熱ローラに対して配置する温度検知手段に対して、加熱ローラに接する部分をガラスにより構成し、前記ガラスの表面に変性シリコーンオイルが結合することにより、高離型性を持つ被膜を形成させることを特徴とする加熱ローラ定着装置の温度検知装置。
IPC (3件):
G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 104 ,  G03G 15/20 109

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