特許
J-GLOBAL ID:200903076987154642

双方向弁および燃料遮断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-113845
公開番号(公開出願番号):特開平7-301353
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 双方向弁およびこれを組み込んだ燃料遮断装置の組み付け作業性と気密性の向上を図る。【構成】 燃料遮断装置10は、ケース本体12の固着段部15に区画壁板28を超音波溶着して、この区画壁板28とケース本体12とで気密な双方向弁室24を形成し、その内部に正圧弁機構30と負圧弁機構50とからなる双方向弁20を収納する。正圧弁機構30の負圧バルブ体52,負圧用スプリング53は、正圧弁機構30の正圧バルブ体34と一体化され、この正圧バルブ体34はバルブ受け体32の係合環状体63と区画壁板28の係合円弧片62との係合を通して区画壁板28と一体化されて、これらはサブアッシーされる。よって、このサブアッシー物をケース本体12の下端開口17を通して、一方向からケース本体12に組み付ければ、双方向弁20の収納が完了する。
請求項(抜粋):
外部に通じる第1接続口を有し一端が開口された有底のケース本体と、該開口を気密に閉塞して該ケース本体とで弁室を形成し外部に通じる第2接続口を有する区画壁とを備え、前記第2接続口の圧力の増加で開弁する第1弁機構と前記第1接続口の圧力の増加で開弁する第2弁機構とを前記弁室内に収納してなる双方向弁であって、前記第1弁機構は、前記弁室内に前記区画壁に対して近接離間できるよう移動可能に収納され、前記第2接続口の周囲に着座して該第2接続口を閉塞する第1弁体と、前記弁室内に組み込まれ、該第1弁体を前記区画壁に向けて付勢する第1弁体ばねとから構成され、前記第2弁機構は、前記第1弁体と前記区画壁との間に前記第1弁体に対して近接離間できるよう移動可能に収納され、前記第1接続口と第2接続口とを連通するよう前記第1弁体に空けられた連通孔を前記区画壁側から開閉する第2弁体と、該第2弁体を前記第1弁体に向けて付勢する第2弁体付勢手段とから構成され、更に、前記区画壁には、前記弁室内において前記第1弁体と係合し、前記第1弁体の前記区画壁からの前記移動を所定距離に亘ってのみ許容して前記第1弁体を前記区画壁に保持する第1弁体係合保持部材が形成されていることを特徴とする双方向弁。
IPC (4件):
F16K 17/196 ,  B60K 15/01 ,  F02M 37/00 ,  F02M 37/00 301

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