特許
J-GLOBAL ID:200903076989758898

パタン認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183281
公開番号(公開出願番号):特開平8-050636
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】パタン認識方法において,距離関数が分布を記述する精度を高め,認識精度を向上させること,空間変換後の特徴ベクトルの分布が大きく識別の精度に対する寄与が少ない特徴次元を圧縮することにより,認識精度を低下させずに演算量を削減することを目的とする。【構成】入力パタンの特徴ベクトルの主成分分析により空間変換を行うことにより,特徴ベクトルの分布を対称分布に近付けた上で,距離値を求めるようにする。また,主成分分析を行い,空間変換後の特徴ベクトルの分布が小さく判別の精度に対する寄与が大きい特徴次元のみを認識に用いることにより,演算量を削減する。
請求項(抜粋):
入力パタンから抽出された特徴ベクトルと,各クラス毎に1つ以上の参照パタンの特徴ベクトルに関する情報からなる識別辞書とを,識別関数に基づいて照合することにより得られる識別距離を求める過程と,予め訓練パタンに対して前記識別辞書を用いて認識を行い,誤った,または誤りそうになったエラーパタン集合を求め,前記エラーパタン集合,または着目クラスに属するパタン集合,または正読パタン集合のうちの1つ以上の集合に関する情報を持つ修正辞書と,前記入力パタンから抽出された特徴ベクトルとを修正関数に基づいて照合することにより得られる修正距離を求める過程と,前記識別距離および前記修正距離の一方もしくは両方を用いて得られる値に基づいて,前記入力パタンのクラスを決定する過程とを有するパタン認識方法において,前記識別関数と前記修正関数の一方もしくは両方が対称な関数である場合において,前記入力パタンから抽出された特徴ベクトルの分布が対称になるように変換を行う空間変換過程を有し,前記空間変換過程により生成された変換特徴ベクトルを前記入力パタンから抽出された特徴ベクトルの代わりに用い,前記空間変換過程を経た識別辞書と前記変換特徴ベクトルとを照合して前記入力パタンの属するクラスを決定することを特徴とするパタン認識方法。
IPC (2件):
G06K 9/62 640 ,  G06K 9/62
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • パタン認識方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-343686   出願人:日本電信電話株式会社
  • 文字認識装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-125121   出願人:住友電気工業株式会社
  • 特開平4-069780

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