特許
J-GLOBAL ID:200903076991015029

流体伝動装置のロックアップダンパー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-107189
公開番号(公開出願番号):特開平8-303552
出願日: 1995年05月01日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 入力軸と出力軸とを直結するロックアップ機能を持つ流体伝動装置のロックアップダンパー装置において、重量増を招くことなく、しかも、軸方向寸法及び径方向寸法を最小に設定し得ると共に、ガタ打ち音の発生を防止し得るロックアップダンパーを提供すること。【構成】 ロックアップダンパー10を、ロックアップピストン6の外周フランジに一体に設けられたフランジ兼駆動板7と、タービンシェル3aの外周位置に固定され、1枚の環状板のみにより形成された被駆動板8と、フランジ兼駆動板7と被駆動板8の間に介装され、被駆動板8により内方,前方,後方が支持され、フランジ兼駆動板7の内面71により外方が支持されたコイルスプリング9とを有する構成とした。
請求項(抜粋):
入力軸に対し伝動装置カバーを介して連結されるポンプインペラと、該ポンプインペラに流体を介して対向配置されると共に出力軸に連結されるタービンランナとを有する流体伝動装置と、前記タービンランナと伝動装置カバーとの間に配置され、ロックアップ解放時には循環する流体を介して駆動力が伝達され、ロックアップ時には入力軸と出力軸とを直結するロックアップピストンと、前記ロックアップピストン側に設けられる駆動板と、前記タービンランナ側に設けられる被駆動板と、駆動板と被駆動板の間に介装されるコイルスプリングとを有し、ロックアップ時に伝達される駆動力に含まれる軸回りの捩り振動を吸収するロックアップダンパーと、を備えた流体伝動装置のロックアップダンパー装置において、前記ロックアップダンパーを、ロックアップピストンの外周フランジに一体に設けられた駆動板と、タービンシェルの外周位置に固定され、1枚の環状板のみにより形成された被駆動板と、駆動板と被駆動板の間に介装され、被駆動板により内方,前方,後方が支持され、駆動板の内面により外方が支持されたコイルスプリングとを有する構成としたことを特徴とする流体伝動装置のロックアップダンパー装置。

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