特許
J-GLOBAL ID:200903076995763224

留め具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中山 伸治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285459
公開番号(公開出願番号):特開平7-110021
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 雌部材の嵌入孔に雄部材の嵌入軸を圧入することによって雌部材の係止脚端を開脚させ雌部材の鍔とこの開脚する脚端とで接面する板同志を接合するようにした留め具において上記雄部材の抜け出しを防止すること。【構成】 鍔16の下面から垂設する係止脚17の中心部に鍔16の上面から嵌入孔18を穿ってなる雌部材15と、頭部12の下面から嵌入軸13を垂設してなる雄部材11とを有し、上記雌部材15の嵌入孔18に雄部材11の嵌入軸13を圧入することによって前記係止脚17の脚端を開脚するようにしてなる留め具において、前記鍔16の上面に内壁に係止爪23を突設してなる壁部19を立設し、他方前記頭部12の外周縁に係止鍔部14を設けて前記嵌入軸13を嵌入孔18に圧入したとき上記係止鍔部14を係止爪23に係合させ引き抜き不可に拘束したこと。
請求項(抜粋):
雄部材と雌部材からなる留め具であって、雌部材は鍔とこの鍔の下面から垂設される脚端を複数に分割する係止脚とこの係止脚の中心に沿って上記鍔の上面から脚端に向けて穿つ円形の嵌入孔とを有し、他方雄部材は頭部とこの頭部の下面から垂設される円柱状の嵌入軸とを有し、該嵌入軸を前記嵌入孔に押し入れ雄,雌両部材を結合させることに伴わせて前記係止脚の脚端を開脚拡張させて前記鍔との間で板を挟着し固定するようにした留め具において、前記雌部材の鍔の上面には嵌入孔の開口部を中心に円形の壁部を立設し、その内壁に係止爪を突設する一方、前記雄部材の頭部外周縁には上記壁部内に収まる円形の係止鍔部を設けて前記嵌入軸の押込み時前記係止爪に係合させ、また他方前記雌部材の嵌入孔の内壁面には適宜の間隔をおいて複数の突条を立設し、前記嵌入軸の押込み時に該嵌入軸と嵌入孔内壁との空隙を埋めるようにしたことを特徴とする留め具。

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