特許
J-GLOBAL ID:200903077001560857

相互位置検出方法および相互位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 勝徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-047133
公開番号(公開出願番号):特開平7-260920
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、GPSを用いた位置検出システムに関するものであり、特には、複数の移動局の位置を同時に検出するシステムに関するものである。緊急時以外は、同一のシステムを有する複数の移動局間のみ、位置情報の交換が可能で、同一のシステムを有しない他の移動局に自局の位置情報を知られないようにし、また、送信データを短くすることにより、消費電力を低減させることができる相互位置検出表示方法及び装置を提供することを目的とするものである。【構成】 他の移動局の位置情報を要求するために、位置情報の通信をするとき、1回目だけは他の移動局の現在位置を表す全てのデータを通信し、2回目以上のときは前回の位置からの変化量のデータを通信するようにしたので、データ量が少なくなる。また、以上の通信においては、ハーゲルバーガー変換を利用してデータの信頼性と秘話性を向上させた。
請求項(抜粋):
GPS測位手段と、移動局間の通信手段とを用いて、移動局間の相互の位置情報を交換し、互いに他の移動局の位置を検出する相互位置検出方法であって、自局から特定の他の移動局の位置情報データを要求し、前記他の移動局の位置を表示するとき、自局の識別符号と前記他の移動局の識別符号を登録手段から読み出すステップと、前記他の移動局に対して1回目の送信要求であるか否かを判断するステップと、1回目の送信要求であれば、前記他の移動局の現在位置を表す全てのデータの送信を要求する全データ要求信号を要求信号として出力するステップと、2回目以降の送信要求であれば、前回の位置からの変化量のデータのみの送信を要求する変化データ要求信号を要求信号として出力するステップと、要求信号を送信するステップと、所定の時間、応答を待った後に、要求信号に対して応答が無ければ、要求信号の送信を繰り返すステップと、応答があった場合で、全データ応答符号があれば、その応答信号から基準位置データと表示データとを生成するとともに記憶し、変化データ応答符号があれば、その応答信号から変化量のデータと記憶した基準位置データとに基づいて現在の位置を示す表示データを生成するステップと、GPS測位手段によって測定した自局の位置とともに、表示データに基づいた前記他の移動局の位置も同時に表示するステップとによることを特徴とする相互位置検出方法。
IPC (2件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ナビゲーシヨン装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-176890   出願人:パイオニア株式会社
  • 特開平4-339284

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