特許
J-GLOBAL ID:200903077005869615

水中ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-054655
公開番号(公開出願番号):特開平11-257273
出願日: 1998年03月06日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 ポンプケーシングに侵入した空気の排出機能を確保して、再起動時における揚水が不能な空運転の発生を確実に避けることができる水中ポンプを提供する。【解決手段】 ケーシングカバー8に設けた上下方向の透孔14の内周と羽根車3のボス部3Aの外周の間の環状空間16に弾性シールリング5を介設し、この弾性シールリング5よりも上側でケーシングカバー8に空気抜き孔19を設けるとともに、ケーシングカバー8と、このケーシングカバー8に対向する羽根車3の外周縁部の上面とで、ポンプケーシング1の内部を弾性シールリング5の下側に連通させる断面ほぼL字形の小さい隙間20を形成する。
請求項(抜粋):
底部に下向きの吸込口が開口されているとともに、上部がケーシングカバーによって塞がれ、内部には前記吸込口に連通し上下方向の軸線を有する渦巻室が形成され、かつ側部に前記渦巻室に連通する吐出通路が形成されたポンプケーシングと、前記ケーシングカバーに連結された原動機フレームに液密に内装されている原動機と、前記ケーシングカバーに設けた上下方向の透孔を貫通してポンプケーシング内に延出する原動機の出力軸と、この出力軸に固着されて前記ポンプケーシング内に回転自在に収容される羽根車と、前記出力軸を取り囲んで前記ケーシングカバーと前記原動機フレームの間のメカニカルシール収容部に収容されて、原動機フレーム内への水の侵入を防止するメカニカルシールと、前記ケーシングカバーに設けた上下方向の透孔の内周と前記原動機の出力軸または羽根車ボス部の外周間の環状空間に介設されて、前記メカニカルシール収容部への固形異物の侵入を防止する弾性シールリングとを具備している水中ポンプにおいて、前記弾性シールリングよりも上側で前記ケーシングカバーに空気抜き孔を設けるとともに、前記ケーシングカバーと、このケーシングカバーに対向する前記羽根車の外周縁部とで、前記ポンプケーシングの内部を前記弾性シールリングの下側に連通させる小さい隙間を形成したことを特徴とする水中ポンプ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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