特許
J-GLOBAL ID:200903077008276666

触媒のFCC装置への導入を制御する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-523273
公開番号(公開出願番号):特表平8-510267
出願日: 1994年04月05日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】開示された方法及び装置は、有効な添加濃度を維持するために正確に制御された時期に及び速度で、流動接触クラッキング装置の現場で循環する活性触媒在庫品14に、微小球の(「MS」)流動接触クラッキング(「FCC」)触媒添加剤及び/又はバルク触媒の添加に備える。この発明の好ましい態様においては、一連のそのような装置(10)の各々(各触媒添加のために1つのそのような装置を含む)は基礎サイクル時間に則って運転され、この時間の1部の間にこの装置は積極的な添加に従事し、残りの時間には消極的である。
請求項(抜粋):
流動接触クラッキング装置(FCC装置)中に、与えられた濃度の触媒を維持するためにこのFCC装置中への触媒の添加を制御し、これによって前記FCC装置から望みの成果を生み出すための方法であって、次のことを含むもの: 次のことを確立するために前記流動接触クラッキング装置に関するデータを得ること: (1)前記FCC装置から望みの成果を生み出せる触媒の上限濃度、 (2)前記FCC装置から望みの成果を生み出せる触媒の下限濃度、 (3)前記FCC装置による触媒の消費速度、及び (4)前記FCC装置中に触媒を導入するときの添加速度; 次のことを決定するためにプログラムされたコンピューター中に前記FCC装置に関するデータを入れること: (1)ある添加量の触媒を前記FCC装置に導入するための基礎サイクル時間、 (2)前記添加量の触媒を前記FCC装置に導入する、前記基礎サイクル時間の第1の期間、 (3)前記触媒を前記FCC装置に導入しない、基礎サイクル時間の第2の期間、 (4)触媒の濃度を濃度下限から濃度上限に上昇させることができ、また、触媒を前記FCC装置に導入する前記添加速度が与えられたとき、前記基礎サイクル時間の第1の期間の間に前記FCC装置に導入されうる触媒添加量、 コンピューター化された制御装置の制御の下に前記FCC装置を置き、それによって: (1)一連の基礎サイクル時間を含む与えられた期間、前記FCC装置を運転し、 (2)前記FCC装置による触媒の消費速度の約3倍と約10倍の間の添加速度で、前記FCC装置中に前記触媒を注入することにより、与えられた基礎サイクル時間の第1の期間の間に、名目上の添加量の触媒(名目上の重量を有する)を前記FCC装置中に導入し、 (3)名目上の添加量が前記FCC装置中に導入される前後の、触媒の在庫品を収容する容器を秤量することによって、前記FCC装置中に導入された触媒の名目上の添加量の名目上の重量と実際の重量との重量差を決定し、そして (4)前記FCC装置への触媒の次の導入に関して必要な補正行動を取るために、触媒の在庫品を収容する容器を秤量することによって決定される、前記FCC装置中に導入された触媒の名目上の添加量の名目上の重量と実際の重量との重量差に関するアナログ情報をコンピューター化された制御装置に送る。
IPC (3件):
C10G 11/18 ,  C10G 11/02 ,  C10G 11/06
FI (3件):
C10G 11/18 ,  C10G 11/02 ,  C10G 11/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平3-501358

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