特許
J-GLOBAL ID:200903077010878088

携帯電話システムにおける発信規制方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109300
公開番号(公開出願番号):特開平10-304443
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】無線通信禁止エリアに入場したとき、携帯電話端末からの送信電波が無線通信禁止エリア内の精密電子機器に悪影響を及ぼす。【解決手段】 HP31の制御部37はスイッチ部36のSWのオン/オフ状態を常に監視して記憶部38に記憶しておく。SWを手動でオンした状態で、HP31が無線通信禁止エリア内に入場し、f1送信域→f2送信域の順に通過すると、受信部34はf1疑似制御チャネル信号→f2疑似制御チャネル信号の順に受信した旨を制御部37に伝え、制御部37は記憶部38からSWのオン状態を認識し、スイッチ部36に制御信号を送ってSWをオフ制御するので、SWにより送信部33への電源供給は切断される。また、HP31がSWを手動でオフした状態で入場したときには、制御部37は記憶部38に記憶されている内容から電源オフ状態を認識し、この電源オフの状態を継続するようにSWを制御する。
請求項(抜粋):
無線通信禁止エリアの入口に設置され既設の制御チャネル信号の複数の周波数の中の第1の周波数と同じ周波数の疑似制御チャネル信号を送信する第1の送信機と、前記無線通信禁止エリアの入口の前記第1の送信機よりも奥に設置され前記既設の制御チャネル信号の複数の周波数の中の第2の周波数と同じ周波数の疑似制御チャネル信号を送信する第2の送信機と、前記無線通信禁止エリアへの入場および前記無線通信禁止エリアからの出場を行う携帯電話端末とを備え、前記携帯電話端末は受信用アンテナと接続された送信部および受信部と、前記受信部には直接電源を供給し前記送信部にはスイッチ部を通して電源を供給する電源部と、前記スイッチ部内のスイッチのオン/オフ制御を行う制御部と、自携帯電話端末が前記無線通信禁止エリアに入場する前の前記電源のオン/オフ状態を記憶しておく記憶部とを備えることを特徴とする携帯電話システムにおける発信規制方式。

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