特許
J-GLOBAL ID:200903077011790079

路面摩擦係数検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-043826
公開番号(公開出願番号):特開平7-253367
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】車輪の復元モーメントSAMとコーナリングフォースCFと路面摩擦係数μとの間に成立する関係を利用して路面μを検出する装置において、その検出値の信頼度を考慮して路面μの最終的な検出値を決定することにより、路面μの検出精度を向上させる。【構成】SAMとCFとの関係に基づいて路面μの今回の暫定値μ0を決定し(S1 〜3,8)、舵角速度θ’に基づいてその暫定値μ0の信頼度Sを推定し(S4,5)、少なくともその暫定値μ0と予め設定された路面μS とに基づいて路面μの今回の最終値μ1を、信頼度Sが上昇するにつれて暫定値μ0に近づき、低下するにつれて路面μS に近づくように決定する(S7,9) 。路面μS は路面μ1の利用対象の要求に応じて設定されるため、当該路面摩擦係数検出装置とその利用対象とのマッチング性が向上し、両者の信頼性が向上する。
請求項(抜粋):
車輪にそれの横スリップ角を減らす方向に作用する復元モーメントを検出する復元モーメント検出手段と、その車輪に作用するコーナリングフォースを検出するコーナリングフォース検出手段と、前記復元モーメント検出手段による検出復元モーメントと前記コーナリングフォース検出手段による検出コーナリングフォースとの関係に基づき、前記車輪が接触している路面の摩擦係数を検出する路面摩擦係数検出手段であって、今回の検出復元モーメントと検出コーナリングフォースとの関係に基づいて路面摩擦係数の今回の暫定値である暫定路面摩擦係数を決定し、操舵系の状態を表す操舵状態信号に基づいてその今回の暫定路面摩擦係数の検出精度を推定し、少なくともその今回の暫定路面摩擦係数と予め設定された設定路面摩擦係数とに基づいて路面摩擦係数の今回の最終値である最終路面摩擦係数を、推定した検出精度が上昇するにつれて今回の暫定路面摩擦係数に近づき、低下するにつれて設定路面摩擦係数に近づくように決定するものとを含むことを特徴とする路面摩擦係数検出装置。
IPC (12件):
G01L 5/00 ,  B60T 8/58 ,  B62D 6/00 ,  F02D 29/02 311 ,  B62D101:00 ,  B62D109:00 ,  B62D111:00 ,  B62D113:00 ,  B62D119:00 ,  B62D123:00 ,  B62D127:00 ,  B62D137:00

前のページに戻る