特許
J-GLOBAL ID:200903077011854018

燃料電池用水素の精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202803
公開番号(公開出願番号):特開平10-029802
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池の電極触媒毒の一酸化炭素を含む水素ガスより一酸化炭素を室温以上の温度で触媒酸化して除去し、燃料電池の高効率運転を可能にする。【解決手段】 ルテニウム触媒を、予め、水素を主成分とするガス中で前処理し、空気に触れることなく利用する。有機化合物の水蒸気改質反応によって製造する一酸化炭素を含む水素ガス中の水蒸気の含量を触媒温度での飽和蒸気圧未満に保って該触媒に接触させる。【効果】 一酸化炭素を含む水素ガス中の一酸化炭素濃度を低減することにより燃料電池の高効率運転を可能にする。一酸化炭素除去器を、加熱昇温装置を用いることなく、室温から速やかに起動させ、燃料電池システムに迅速なコールドスタート性を保持させる。
請求項(抜粋):
有機化合物の改質反応によって製造する一酸化炭素を含む水素ガス中に、酸素ガスを添加して混合ガスとし、一酸化炭素の酸化触媒に接触させ、一酸化炭素を除去する燃料電池用水素の精製方法において、予め、該触媒を水素を主成分とするガス中で処理し、その後も空気に接触させることなく該反応に用いることを特徴とする燃料電池用水素の精製方法。
IPC (4件):
C01B 3/58 ,  B01J 23/46 301 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/10
FI (4件):
C01B 3/58 ,  B01J 23/46 301 M ,  H01M 8/06 G ,  H01M 8/10

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