特許
J-GLOBAL ID:200903077024678740

オブジェクト指向データ処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-122825
公開番号(公開出願番号):特開平6-332715
出願日: 1993年05月25日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】本発明は、メソッドをもオブジェクトの1つとして取り扱い,静的モデルと動的モデルと機能モデルとに基づいて,新しい目的をもった処理要求に対して,個々のオブジェクトを巧みに組み合わせて処理できるようにするときにあって,動的モデル間の因果関係を制御可能にすることを目的としている。【構成】動的モデルから発生した因果関係を静的モデルの中に情報として与えるよう構成するとともに,動的モデルの実行時に,動的モデルを構成するセッションのインスタンス毎に,インスタンスの起動時/終了時に上記因果関係をチェックする構成を採って,このチェックにより動的モデルの動きを進めることが許されることを条件にして上記セッションのシーケンスを進めるように構成する。
請求項(抜粋):
単一の処理単位および/または単一の処理単位を複合化した複合処理単位をオブジェクトと名付け,当該オブジェクトを組み合わせ,所望される処理を実行するオブジェクト指向データ処理システムにおいて,実世界をオブジェクト・モデルとみなして把握し,当該実世界を外延的外辞と内包とに対応づけ,内包を情報隠蔽された領域に置き,当該内包を特定するいわばiD情報を外延的外辞と対応づけて構成し,当該外延的外辞に対応づけて,上記実世界を,上記オブジェクトの世界を構成する静的世界と動的世界とで表現しておき,当該静的世界については,静的モデルとして,クラスおよび/または複合クラスを用いてシステムの仕組みを与え,上記動的世界については,動的モデルとして,上記クラスおよび/または複合クラスのインスタンスを用いて当該動的モデルの動きに対応するセッションを与え,上記動的モデルから発生した因果関係を上記静的モデルの中に情報として与えるよう構成してなり,既存および/または新たに生成された複数のメソッドを組み合わせて上記クラスおよび/または複合クラスを構成せしめると共に,当該クラスおよび/または複合クラスの夫々に対応づけて,上記インスタンスを構成して処理を実行するよう構成されてなり,かつ,上記動的モデルの実行時に,上記セッションのインスタンス毎に,当該インスタンスの起動時および/または終了時に上記因果関係をチェックするよう構成され,当該チェックにより上記動的モデルの動きを進めることが許されることを条件にして上記セッションのシーケンスを進めるよう構成されることを,特徴とするオブジェクト指向データ処理システム。
IPC (3件):
G06F 9/44 330 ,  G06F 9/06 410 ,  G06F 12/00 547

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