特許
J-GLOBAL ID:200903077025236422

電気式動力操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252047
公開番号(公開出願番号):特開平10-095354
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 アーマチュアシャフトに軸方向の力が作用しない構成として、その強度条件を緩和して生産性向上、コスト削減を図る。【解決手段】 操向車輪に連結されたラック軸2と、このラック軸2を摺動自在に収容すると共にラック軸に形成されたラック歯と操向ハンドルに連結された操舵軸5のピニオンとを噛合させた結合部6を保持するハウジングAと、ラック軸2の周囲に同軸的に設けられその回転力がボールねじ機構3を介してラック軸2に操舵補助力として伝達される電動機1とを有する。また、ナット部19は、電動機1のアーマチュアシャフト11と連結された状態でハウジングBに回動自在に支持される。そして、アーマチュアシャフト11の慣性によって生じるラック軸2からの反力がナット部19を介してハウジングBに伝達される。これにより、アーマチュアシャフト11には軸方向の力が作用しない。
請求項(抜粋):
操向車輪に連結されたラック軸と、該ラック軸を摺動自在に収容すると共に前記ラック軸に形成されたラック歯と操向ハンドルに連結された操舵軸のピニオンとを噛合させた結合部を保持する第1ハウジングと、前記ラック軸の周囲に同軸的に設けられ前記ラック軸に対し操舵補助力を供給する電動機と、前記電動機のアーマチュアシャフトと連結されたナット部と前記ラック軸に形成されたスクリュー部との間をボール部材を介在させて連結し前記電動機の回転力を操舵補助力として前記ラック軸に伝達するボールねじ機構とを有する電気式動力操舵装置であって、前記ボールねじ機構のナット部を回動自在に支持すると共に、前記ナット部を介して、前記アーマチュアシャフトの慣性によって生じる前記ラック軸からの反力が伝達される第2ハウジングをさらに有することを特徴とする電気式動力操舵装置。

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