特許
J-GLOBAL ID:200903077028851071

超硬合金系耐摩耗材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157691
公開番号(公開出願番号):特開平9-315873
出願日: 1996年05月28日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 従来タイプの超硬合金にあっては、その優れた耐摩耗性を確保しようとすると、母材との接合に問題が発生し、また、母材との強固な接合を実現しようとすると、その耐摩耗性が犠牲になってしまうという問題があった。【解決手段】 金属結合相量の少ない超硬合金よりなる耐摩耗層と金属結合相量の多い超硬合金よりなる溶接可能層の接合された超硬合金系耐摩耗材を製造する方法において、WC粒子の大きさが0.5μm〜10μmであり、かつ、該耐摩耗層の金属結合相をCo又は(Co及びNi)のいずれかの1種とし、また、該溶接可能層の金属結合相をNi又は(Ni及びCo)のいずれかの1種とし、各層の金属結合相中のNiの割合を、耐摩耗層1aから溶接可能層1b方向へ増加させ同一温度のもとで一体に焼結接合する。
請求項(抜粋):
Co又は(Co及びNi)のいずれかを金属結合相として3重量%以上、20重量%未満含有するWC基超硬合金よりなる耐摩耗層(1a)と、Ni又は(Ni及びCo)のいずれかを金属結合相として20重量%以上、50重量%未満含有するWC基超硬合金よりなる溶接可能層(1b)とが、直接またはWC基超硬合金よりなる中間層(1c)を介して一体に焼結接合されている超硬合金系耐摩耗材であって、該超硬合金系耐摩耗材を構成するWC粒子の大きさが0.5μm〜10μmであり、かつ、各超硬合金層の金属結合相中のNiの割合が、耐摩耗層(1a)から溶接可能層(1b)方向へ増加することを特徴とする超硬合金系耐摩耗材。
IPC (4件):
C04B 37/00 ,  B22F 7/00 ,  C22C 1/05 ,  C22C 29/08
FI (4件):
C04B 37/00 Z ,  B22F 7/00 B ,  C22C 1/05 Q ,  C22C 29/08
引用特許:
審査官引用 (6件)
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