特許
J-GLOBAL ID:200903077031834145
カルマン渦流量計
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-246650
公開番号(公開出願番号):特開平8-110251
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】カルマン渦流量計流量検出部でセンサの出力信号が低下して整形パルス信号が発信されない「パルス抜け」が起きたとき流量値を演算出力する処理を無効とし、誤った流量計測結果が出力されないようにする。【構成】カルマン渦流量計の伝送部2を、マイクロコンピュータ3と、基準周期タイマ5と、パルス周期測定カウンタ3と、その値を格納しておくRAM7と、演算処理の手順プログラムを納めたROM及びシステムクロック4とによって構成し、周期毎にマイクロコンピュータが実行する周波数・流量の演算プログラムに、周期測定値をもとに周期基準値を定め、この周期基準値と各パルス周期測定値を順番に比較して一定倍率以上の偏差の周期測定値を検出したとき、この周期測定値とパルスのカウントとをサンプリング期間における積算対象データから除外する。
請求項(抜粋):
カルマン渦センサを流量検出端とするカルマン渦流量検出部と、該流量検出部の出力パルス信号を計測して流量を求める演算と出力処理を行う伝送部とからなるカルマン渦流量計であって、前記伝送部は、システムクロックが与えるタイミングで演算と出力のステップ処理を行うマイクロコンピュータと、演算出力処理を実行するサンプリング周期を与える基準周期タイマと、前記カルマン渦流量検出部が発信するパルス信号間の時間間隔を測定するパルス周期測定カウンタと、このパルス周期測定カウンタが測定値を出力する都度この出力値を出力の順に記憶格納しておく測定周期カウンタ領域と、マイクロコンピュータが実行する演算処理の過程で生成される計数値と仮数値とを一時記憶しておく領域を設定したRAMと、マイクロコンピュータが実行する演算処理のプログラムを格納したROMと、演算処理の結果を出力する出力部とからなり、前記基準周期タイマがサンプリング周期をカウントアップしたとき、前記ROMからマイクロコンピュータが呼び出す周波数・流量の演算プログラムに、前記RAMに設定の測定周期カウンタ領域に格納の測定周期の値をもとに、該サンプリング周期においてカルマン渦流量検出部が出力するパルス信号の周期基準値を定め、この周期基準値と前記測定周期カウンタ領域に記憶の各周期測定値を順番に比較し、周期基準値と予め定めた一定比率以上の偏差の周期測定値を検出したとき、この周期測定値と、この周期測定値を与えるパルスのカウントとを該サンプリング周期における積算対象データから除外する処理手順を設けたことを特徴とするカルマン渦流量計。
IPC (2件):
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