特許
J-GLOBAL ID:200903077031939010

新規なコーテイング粉末香料の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-228695
公開番号(公開出願番号):特開平5-049433
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 各種飲食品、特に食品加工時に加熱処理の伴う例えば焼き菓子、水畜産練り製品、レトルト食品またはチューインガムなどの香気香味付与剤として有用な、熱に対して安定で且つ香気香味の残留性および持続性に優れた新規なコ-ティング粉末香料を提供する。【構成】 香料物質を多価金属陽イオンでゲル化可能な被膜材の存在下に乳化し,乳化粒子を液中硬化法により不溶化分散後,上記以外の水溶性被膜材を添加溶解して噴霧乾燥する。得られた粉末を更に熔融状態の高融点ワックス類と混和し冷却後粉砕して目的のコーティング粉末香料を得る。
請求項(抜粋):
下記A,BおよびCの製造工程からなることを特徴とする新規なコーティング粉末香料の製法、A. 香料を水溶性壁材物質の水溶液および多価金属陽イオンとゲル形成能を有する化合物の存在下に乳化して乳化液(A)を製造する工程、B. 上記乳化液(A)を多価金属塩水溶液中に撹拌条件下に滴下して分散し、乳化粒子表面にゲル被膜を形成せしめると共に直径約50〜約300ミクロンの凝集粒子を形成し、次いでこの分散液に多価金属陽イオンとゲル形成能を有しない水溶性壁材物質を溶解した後、噴霧乾燥して被膜の形成された粉末香料(B)を製造する工程、C. 粉末香料(B)を、溶融させた動植物硬化油と混和した後粉末化して被膜の形成されたコ-ティング粉末香料を製造する工程。
IPC (2件):
A23L 1/22 ,  C11B 9/00

前のページに戻る