特許
J-GLOBAL ID:200903077054033476

耐火性に優れた建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-227627
公開番号(公開出願番号):特開平11-061253
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 高価な合金元素の添加量を低く抑えても、十分に高い常温ならびに高温強度を有する電気抵抗溶接鋼管の製造方法を提供する。【解決手段】 Alの添加量を低く抑えてNの固溶強化により高温強度を高め、同量の合金元素を添加した電気抵抗溶接鋼管に比較し、常温ならびに高温強度の高い電気抵抗溶接鋼管を得るもので、所定の化学成分を含有し、下記(1)式により得られる活性Nが0.002%以上で、残部がFeおよび不可避的不純物からなるスラブを、1100〜1250°Cの温度範囲に加熱し、熱間圧延する過程において750〜900°Cの温度範囲で仕上圧延し、450〜750°Cの温度範囲で巻取って製造したコイルを素材として使用し、ロール成形したのち電気抵抗溶接して製管し、あるいは製管後溶接部を溶接直後に焼なまし、または焼ならし処理し、溶接熱影響部の靭性を高める。活性N=N(%)-{1/2×Al(%)}.........(1)式
請求項(抜粋):
C:0.04〜0.15%、Si:0.5%以下、Mn:0.5〜2.0%、Mo:0.1〜1.0%、Al:0.010%以下、N:0.012%以下を含み、V:0.01〜0.10%、Nb:0.01〜0.04%、Cr:0.1〜0.5%のうちの1種以上を含有し、下記(1)式により得られる活性Nが0.002%以上で、残部がFeおよび不可避的不純物からなるスラブを、1100〜1250°Cの温度範囲に加熱し、熱間圧延する過程において750〜900°Cの温度範囲で仕上圧延し、450〜750°Cの温度範囲で巻取って製造したコイルを素材として使用し、ロール成形したのち電気抵抗溶接して製管することを特徴とする耐火性に優れた建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法。 活性N=N(%)-{1/2×Al(%)}.........(1)式
IPC (7件):
C21D 8/10 ,  B21B 3/02 ,  B21C 37/08 ,  C21D 9/08 ,  C21D 9/50 101 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/38
FI (7件):
C21D 8/10 A ,  B21B 3/02 ,  B21C 37/08 F ,  C21D 9/08 F ,  C21D 9/50 101 A ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/38

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