特許
J-GLOBAL ID:200903077059379770

ロータリエンコーダ用変換テーブル作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285428
公開番号(公開出願番号):特開平7-139969
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 正弦波状のA相及びB相の2相の信号を内挿分割するロータリエンコーダに用いられ、周期波信号を回転角度信号に変換する変換テーブルを効率的に作成する方法を得る。【構成】 製造エンコーダは、マスターエンコーダと連結され、同期して回転する。マスターエンコーダからの出力信号が変化するタイミングで、製造エンコーダの2相の正弦波状信号がメモリに記憶される。この正弦波状信号に基づき、製造エンコーダの内挿分割しきい値θが算出される。内挿分割しきい値以外の角度値に対応する周期波信号の値に対しては、内挿分割しきい値θに対応する変換後の回転角度信号を変換値として変換テーブルに書き込む。従って、周期波信号の採りうる全ての値に対してサンプリングをしなくとも、変換テーブルの構築が可能である。
請求項(抜粋):
軸の回転に伴って周期波信号を発生する信号発生手段と、前記周期波信号を軸の回転角度を表す回転角度信号に変換するために、前記周期波信号に対応する回転角度信号を記憶した変換テーブルと、を備えたロータリエンコーダの前記変換テーブルの記憶内容を作成する方法において、前記ロータリエンコーダの軸を校正用エンコーダの軸と連結し、前記ロータリエンコーダと前記校正用エンコーダとを同期して回転させる連結回転工程と、前記校正用エンコーダの出力信号の値を監視し、この出力信号の値が変化するのと同期して前記周期波信号をサンプリングし、そのサンプリング値に対し、前記校正用エンコーダの出力信号の値を、前記回転角度信号として前記変換テーブル内に書き込むサンプリング値書き込み工程と、前記サンプリング値以外の前記周期波信号の所定の値に対し、下記の回転角度信号書き込み工程を繰り返す繰り返し工程と、前記所定の値に隣接するいずれかの前記サンプリング値を選択し、この選択されたサンプリング値に対し記憶されている前記回転角度信号を、前記所定の値に対する回転角度信号として、前記変換テーブル内に書き込む回転角度信号書き込み工程と、を含むことを特徴とするロータリエンコーダ用変換テーブル作成方法。
IPC (2件):
G01D 5/245 102 ,  G01D 5/245

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