希薄燃焼内燃機関の出力変動抑制制御装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：恩田博宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-339784
公開番号（公開出願番号）：特開平10-176570
出願日： 1996年12月19日
公開日（公表日）： 1998年06月30日
要約：

【要約】【課題】点火時期の過遅角等を防止し、出力変動の増大を抑制しうる、希薄燃焼内燃機関の出力変動抑制制御装置を提供する。【解決手段】エンジン1の第1吸気弁6a及び第2吸気弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁周辺部には燃料噴射弁11が配置され、燃料噴射弁11からの燃料は、直接的に気筒1a内に噴射される。クランク角センサ28によって検出される出力変動の増大に応答して、電子制御装置(ECU)30は、燃料噴射量を増加させるよう前記燃料噴射弁11を制御する。又、ノックセンサ63により検出されるノッキング発生頻度及び大きさに応じて同ECU30は、エンジンの点火時期を遅角させるが、その遅角量が所定量を上回ると、前記燃料噴射弁11による燃料噴射量の増加を抑制制御する。

請求項（抜粋）：

希薄燃焼を行うべく、内燃機関の燃焼室内に燃料を供給する燃料噴射手段と、前記燃焼室内に供給された燃料に点火する点火手段と、前記内燃機関に発生するノッキングを検出するノッキング検出手段と、前記ノッキング検出手段の検出結果に基づき、前記燃料の点火時期の遅角量を算出するとともに、その遅角量の分だけ点火時期を遅角させるべく前記点火手段を制御する点火時期制御手段と、前記内燃機関の出力変動を検出する出力変動検出手段と、前記出力変動検出手段の検出結果が目標値を越える場合に、出力変動を低減させるべく前記燃料噴射手段からの燃料噴射量を増量するよう制御する燃料噴射量制御手段とを備えた希薄燃焼内燃機関の出力変動抑制制御装置であって、前記遅角量が所定量を上回った場合には、前記燃料噴射制御手段による燃料噴射量の増量に制限を加える増量制限手段を設けたことを特徴とする希薄燃焼内燃機関の出力変動抑制制御装置。

IPC (13件)：

F02D 41/04 330 , F02D 21/08 301 , F02D 21/08 , F02D 41/02 330 , F02D 41/22 301 , F02D 41/22 325 , F02D 43/00 301 , F02D 43/00 , F02D 45/00 301 , F02D 45/00 330 , F02P 5/152 , F02P 5/153 , F02M 25/07 550

FI (13件)：

F02D 41/04 330 J , F02D 21/08 301 G , F02D 21/08 301 E , F02D 41/02 330 E , F02D 41/22 301 B , F02D 41/22 325 B , F02D 43/00 301 B , F02D 43/00 301 H , F02D 43/00 301 N , F02D 45/00 301 G , F02D 45/00 330 , F02M 25/07 550 R , F02P 5/15 D

引用特許：

審査官引用 (1件)

特開平4-187851

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