特許
J-GLOBAL ID:200903077063213800

ポリプロピレン系組成物及びそのフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-222584
公開番号(公開出願番号):特開平11-060833
出願日: 1997年08月19日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 低温ヒートシール性,剛性,耐衝撃性及びアンチブロッキング性のバランスに優れるフィルムを与え、かつ成形性の良好なポリプロピレン系組成物を提供すること。【解決手段】 (A)13C-NMR法で測定したコモノマー単位含有量1〜15重量%、〔η〕1.0〜4.0デシリットル/g、Mw/Mn比3.5以下のメタロセン系触媒を用いて得られたアイソタクチック構造を有するプロピレンとα-オレフィンとのランダム共重合体、及び(B)13C-NMR法で測定したコモノマー単位含有量1〜10重量%、〔η〕1.0〜2.0デシリットル/g、Mw/Mn比3.5以上のプロピレン-α-オレフィンランダム共重合体を、重量比1:99〜50:50の割合で含有するポリプロピレン系組成物である。
請求項(抜粋):
(A)同位体炭素核磁気共鳴分光(13C-NMR)法で測定したコモノマー単位含有量が1〜15重量%、デカリン中135°Cで測定した極限粘度〔η〕が1.0〜4.0デシリットル/g及びゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法で測定した重量平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn)比が3.5以下である、メタロセン系触媒を用いて得られたアイソタクチック構造を有するプロピレンとコモノマーであるエチレン及び/又は炭素数4〜20のα-オレフィンとのランダム共重合体、及び(B)13C-NMR法で測定したコモノマー単位1〜10重量%、デカリン中135°Cで測定した極限粘度〔η〕が1.0〜2.0デシリットル/g及びGPC法で測定した重量平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn)比が3.5以上である、プロピレンとコモノマーであるエチレン及び/又は炭素数4〜20のα-オレフィンとのランダム共重合体を、前記(A):(B)の重量比1:99〜50:50の割合で含有することを特徴とするポリプロピレン系組成物。
IPC (2件):
C08L 23/08 ,  C08J 5/18 CES
FI (2件):
C08L 23/08 ,  C08J 5/18 CES
引用特許:
審査官引用 (2件)

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