特許
J-GLOBAL ID:200903077063963281

加工性に優れたオーステナイト系ステンレス鋳込みクラッド鋼材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220524
公開番号(公開出願番号):特開平6-065686
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 曲げ加工後の接合界面に剥離割れが生ずることのないオーステナイト系ステンレスクラッド鋼材を製造する。【構成】 C+N:0.05%以下、Si:0.1〜1.50%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:0.01〜1.5%、Ni:0.01〜1.0%、Al:0.001〜0.10%、NbないしはTiの1種あるいは2種を総量で0.01〜0.06%を含む鋼を内層鋼とし、オーステナイト系ステンレス鋼を表層とする鋳込み複層鋳片を熱間圧延することを特徴とする。熱間圧延後、さらに500〜650にt分以上保持する熱処理を施すと、内層材の(C+N)量を0.08%まで増すことができる。なお、t=3・exp(1000/T)である。【効果】 加工性に優れるオーステナイト系ステンレスクラッド鋼材が鋳込み法によって、安価に製造可能となった。
請求項(抜粋):
重量で、C+N;0.05%以下、Si;0.1〜1.50%、Mn;0.1〜1.5%、Cr;0.01〜1.5%、Ni;0.01〜1.0%、Al;0.001〜0.10%、NbまたはTiの1種あるいは2種;0.01〜0.06%を含み、残部が不可避不純物からなる鋼を内層とし、オーステナイト系ステンレス鋼を表層とすることを特徴とする加工性に優れたオーステナイト系ステンレス鋳込みクラッド鋼材。
IPC (7件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  B21B 3/02 ,  B22D 11/00 ,  B22D 19/16 ,  B32B 15/01 ,  C21D 8/02

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