特許
J-GLOBAL ID:200903077066261504
ダイナモ付セルモータを備えた動力伝達装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089637
公開番号(公開出願番号):特開平9-280331
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 ダイナモ付セルモータ1及びエンジン3間の動力伝達を伝動ベルト5を介して行い、その伝動ベルト5のエンジン始動時に緩み側となるスパン5aにテンショナ6により所定の張力を付与させようとする際に、緩み側スパン5aにテンショナ6のばね力以上の張力を、しかもそのスパンの張力低下に速やかに追従させて付与できるようにする。【解決手段】 ダイナモ付セルモータ1のステータ側部分12を軸受14により回転軸1bの軸心回りに回動可能に保持させ、エンジン始動時に回転軸1bを回転させたときに逆方向に回転しようとするステータ側部分12の反力を連結ベルト13を介してテンショナ6の回動部材8に伝達し、テンションプーリ9が伝動ベルト5の緩み側スパン5aを押圧する方向に回動部材8を強制的に回動させるようにする。
請求項(抜粋):
回転軸を有し、所定の電圧が印加されることで上記回転軸を所定方向に回転させる一方、上記回転軸が同所定方向に回転駆動されることで発電するダイナモ付セルモータと、上記ダイナモ付セルモータの回転軸に回転一体に設けられた第1のプーリと、エンジンのクランク軸に回転一体に設けられた第2のプーリと、上記第1及び第2プーリ間に巻き掛けられ、エンジン始動時には上記回転軸の回転力をクランク軸に伝達する一方、エンジン始動後には上記クランク軸の回転力を回転軸に伝達する伝動ベルトと、固定体に固定された固定部材と、該固定部材により回動可能に支持され、上記伝動ベルトを押圧可能なテンションプーリが設けられた回動部材と、上記固定部材及び回動部材間に介装され、固定部材に対し回動部材をテンションプーリが伝動ベルトを押圧する方向に回動付勢する付勢手段とを有し、エンジン始動時に伝動ベルトの緩み側となるスパンを押圧して張力を付与するテンショナとを備えた動力伝達装置において、上記ダイナモ付セルモータに設けられ、該ダイナモ付セルモータが回転軸を回転させたときの反力により該回転軸の回転方向と逆の方向に回動する一方、上記回転軸が回転駆動されたときに該回転軸と同じ回転方向への回動が規制されるように構成された反動部と、上記ダイナモ付セルモータの反動部及び上記テンショナの回動部材を互いに連結し、上記反動部が回転軸の回転方向と逆の方向に回動したときに上記テンショナの回動部材をテンションプーリが伝動ベルトの緩み側スパンを押圧する方向に回動させる連結部材とを備えていることを特徴とするダイナモ付セルモータを備えた動力伝達装置。
IPC (3件):
F16H 7/12
, F02B 67/06
, F16H 9/26
FI (3件):
F16H 7/12 A
, F02B 67/06 A
, F16H 9/26
前のページに戻る