特許
J-GLOBAL ID:200903077066547980

移動体通信システム及び音声処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-124986
公開番号(公開出願番号):特開平5-327549
出願日: 1992年05月18日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は移動体間の回線接続時に、移動体内の送信機を送信音声の有無に応じてオン又はオフに制御する移動体通信システム及び音声処理装置に関し、既存の回路を殆ど変更させることなくVOX機能を実現させることを目的とする。【構成】 発信側の音声処理装置BB1は、無音検出時にVSELP LSI151 に保持された背景雑音を、所定フォーマットのPCMコードに変換して無音期間中、セレクタ161 を通して繰り返し送信する。着信側の音声処理装置BB2は無音期間中は上記所定フォーマットのPCMコード検出によりセレクタ162 を切換え、VSELP LSI152 によりVSELPデータに変換された背景雑音を繰り返して出力する。VSELP LSI151 及び152 は既存のものと同一構成である。
請求項(抜粋):
発信側の移動機(MS1)は無音期間には背景雑音送信後に該発信側の移動機(MS1)内の送信機をオフとする機能を備え、該発信側の移動機(MS1)の通話期間には該発信側の移動機(MS1)から送信された第1の音声データが基地局(BS1)を介して発信側の音声処理装置(BB1)に入力されて所定の変調方式の第2の音声データに変換された後、着信側の音声処理装置(BB2)で該第1の音声データのみが抽出されてそのままスルーで着信側基地局(BS2)を通して着信側の移動機(MS2)で受信復調されるよう、移動機間の回線接続を行なう移動体通信システムにおいて、前記発信側の音声処理装置(BB1)は、無音期間には無音検出時に前記第1の音声データで送信された背景雑音を受信保持し、該背景雑音を前記第1の音声データの変調方式とは異なる前記所定の変調方式で変調して、所定のフォーマットの前記第2の音声データとして繰り返し生成出力し、前記着信側の音声処理装置(BB2)は受信した該第2の音声データが該所定フォーマットのときには、該第2の音声データを前記第1の音声データの変調方式に変換して出力する変換回路(152 )から取り出される前記背景雑音のみを選択して出力することを特徴とする移動体通信システム。
IPC (2件):
H04B 1/44 ,  H04B 7/26

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