特許
J-GLOBAL ID:200903077076902893

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-107465
公開番号(公開出願番号):特開平8-299334
出願日: 1995年05月01日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 超音波診断装置において、心臓や血管などの内腔面積を求める際に、超音波エコーが弱い組織壁部分のデータを補間する。【構成】 フレームメモリ54には、1フレーム分のエコーデータのパワーが格納される。ラジアル変換部56は、超音波画像上において所定の基準点を中心として複数のサンプリング軸を放射状に設定し、各サンプリング軸上のパワーのデータ列を直交座標に並び換えて展開画像を形成する。その展開画像に対して平均化、及び二値化処理が実行された後、データ欠落部分を補填するために連結処理が実行される。これにより求められた境界点を利用して境界線が特定される。
請求項(抜粋):
取り込まれた各エコーデータのパワーを演算するパワー演算部と、超音波画像上において所定の基準点を中心としてN本のサンプリング軸を放射状に設定し、前記各サンプリング軸上のパワーのデータ列を整列集合させて展開画像を形成するラジアル変換部と、前記展開画像を所定のしきい値により二値化し、臓器壁と臓器内腔とを分離した二値化画像を形成する二値化処理部と、前記二値化画像に対して、臓器壁の不連続部分をつなげる連結処理を実行する連結処理部と、前記連結処理が実行された二値化画像においてN個の組織境界点を求める境界点演算部と、前記N個の組織境界点を代表値として利用し、前記超音波画像上において臓器内腔の周縁を示す閉曲線を形成する閉曲線形成部と、を含むことを特徴とする超音波診断装置。

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