特許
J-GLOBAL ID:200903077083750535

フィブリル化繊維用紡糸ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117065
公開番号(公開出願番号):特開平9-279411
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】高圧下での操作が不要で工業的に優位な条件下において、不連続フィブリル化繊維をも製造可能とする紡糸ノズルを提供する。【解決手段】重合体溶液を吐出方向を制御しながら重合体吐出口(2d)から混合セル部(4) へ吐出する。同時に、凝固剤流体も凝固剤供給口(3a)から導入し、噴出角度を制御して凝固剤噴出口(3d)から混合セル部(4) の重合体溶液との合流部に向けて噴射する。前記重合体溶液及び前記凝固剤流体は前記重合体流路(2c)の中心線と前記凝固剤流路(3c)の中心線との交点から下流側に少なくとも1mm以上の長さを有する前記混合セル部(4) において混合し、更に、前記重合体吐出口(2d)を前記交点より上流側に配すると共に、前記重合体流路(2c)の中心線と前記凝固剤流路(3c)の中心線とのなす角度θを、0°<θ<90°の範囲に設定することにより、効果的な混合がなされ良好な不連続フィブリル化繊維を得る。
請求項(抜粋):
重合体溶液が供給される重合体供給口、前記重合体溶液の吐出方向を制御する重合体流路、及び前記重合体溶液が吐出される重合体吐出口を有する重合体吐出部と、凝固剤流体が供給される凝固剤供給口、前記凝固剤流体の噴出角度を制御する凝固剤流路、及び前記凝固剤流体が噴出される凝固剤噴出口を有する凝固剤噴出部とを備えてなるフィブリル化繊維用紡糸ノズルにおいて、前記ノズルは前記重合体吐出口と前記凝固剤噴出口との合流部に混合セル部を備え、前記混合セル部は前記重合体流路の中心線と前記凝固剤流路の中心線との交点より下流側に少なくとも1mm以上の長さを有することを特徴とする紡糸ノズル。
IPC (2件):
D01D 4/00 ,  D01D 5/22
FI (2件):
D01D 4/00 A ,  D01D 5/22
引用特許:
審査官引用 (21件)
  • 特公昭50-038720
  • 特公昭50-038720
  • 特公昭50-038720
全件表示

前のページに戻る