特許
J-GLOBAL ID:200903077089248734

発泡断熱材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-237472
公開番号(公開出願番号):特開平10-081772
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、アルカリ金属の水酸化物またはアルカリ土金属の水酸化物と、有機または無機化合物の少なくとも一種からなる吸水性物質が、ウレタン反応系に悪影響を及ぼさない様に、水酸化物、及び、吸水性物質を親水基と親油基を有する界面活性剤に分散させた懸濁液としてウレタン原料中へ供給し、ウレタンフォーム中の炭酸ガス、及び、さらに炭酸ガスの吸着反応の副反応により発生する水分を除去することにより、気泡内を気体熱伝導率の低い揮発性発泡剤で充填し、優れた断熱性能を持つ断熱材の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 ポリオール、整泡剤、触媒、反応性発泡剤、及び、揮発性発泡剤を含む成分と、ポリイソシアネート成分と、アルカリ金属水酸化物と有機または無機化合物の少なくとも一種からなる吸水性物質とを界面活性剤に分散させた懸濁液成分を、同時に混合することを特徴とする。
請求項(抜粋):
アルカリ金属、または、アルカリ土金属の少なくとも一種以上の水酸化物と、有機または無機化合物の少なくとも一種以上の吸水性物質とを親水基と親油基を有する界面活性剤に分散させた懸濁液を調整する懸濁液調整ステップと、前記懸濁液とポリオール、整泡剤、触媒、反応性発泡剤、揮発性発泡剤、及び、ポリイソシアネートを混合して発泡させ、独立気泡内部に水とポリイソシアネートとの反応により発生した炭酸ガス、及び、揮発性発泡剤を含む発泡ポリウレタン樹脂組成物を形成する樹脂形成ステップと、前記水酸化物が発泡ポリウレタン樹脂組成物の独立気泡内の炭酸ガスを吸着して炭酸塩を形成し、前記独立気泡内を実質的に揮発性発泡剤で満たす炭酸ガス除去ステップと、前記水酸化物が発泡ポリウレタン樹脂組成物の独立気泡内の炭酸ガスを吸着する時に発生する水分が、前記吸水性物質に吸水される水分除去ステップとを有する発泡断熱材の製造方法。
IPC (3件):
C08J 9/02 CFF ,  C08J 9/14 CFF ,  C08L 75:04
FI (2件):
C08J 9/02 CFF ,  C08J 9/14 CFF

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