特許
J-GLOBAL ID:200903077090758410

血液成分分離装置および血液成分分離移送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287284
公開番号(公開出願番号):特開平8-117331
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【構成】血液成分分離装置1は、遠心ボウル4と、その回転駆動装置5と、遠心ボウル4に血液及び血漿を導入する第1のライン2と、遠心分離された血液成分を回収する第2のライン3と、光学センサー61、62と、制御手段と、血液貯留部106を有する第3のライン10と、第1のライン2に設置されたポンプ9とを有する。この装置1では、血液貯留部106より移送される血液を遠心ボウル4にて遠心分離し、得られた血漿を血漿バッグ21に貯留しておき、その後、該血漿を第1のライン2を介してローター42の下方より供給して血小板を浮上させ、該血小板を第2のライン3を介して血小板バッグ17に回収する。該血小板回収工程では、血漿を所定速度で供給し次いでより低速で供給する単位工程を少なくとも1回行う。【効果】短時間で血小板の回収率及び白血球の除去率が高い血液製剤が得られる。
請求項(抜粋):
血液を複数の血液成分に分離するとともに分離された血液成分を移送する血液成分分離装置であって、内部に貯血空間を有する回転可能なローターと、前記貯血空間に連通する流入口および流出口とを有し、前記ローターの回転により前記流入口より導入された血液を前記貯血空間内で複数の血液成分に遠心分離する遠心分離器と、前記流入口に接続された第1のラインと、前記流出口に接続された第2のラインと、前記第1のラインの途中に設置されたポンプとを有し、前記貯血空間に分離された血液成分がほぼ満たされた状態で、前記ローターの回転下で前記ポンプを作動して、前記第1のラインを介して前記貯血空間に下方より血漿を供給することにより、血小板を浮上させ、該血小板を前記第2のラインを介して回収するに際し、血漿を所定速度で供給し、次いで該速度より低速で血漿を供給する単位工程を少なくとも1回行うよう作動することを特徴とする血液成分分離装置。
IPC (2件):
A61M 1/02 520 ,  A61K 35/14

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