特許
J-GLOBAL ID:200903077097059835

内面溝付伝熱管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113926
公開番号(公開出願番号):特開平10-300379
出願日: 1997年05月01日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 伝熱性能を向上しつつ、管内圧力損失を効果的に低減することの出来る内面溝付伝熱管を提供すること。【解決手段】 管内面に、2本以上の管軸方向に延びる仮想境界線22を有し、該仮想境界線22からそれを挟んだ両隣りの仮想境界線22に向かって、多数の傾斜溝12を形成する一方、該仮想境界線22を挟んで形成される両側の傾斜溝12が互いに逆方向に傾斜しているように構成し、且つそれら傾斜溝12の溝深さ:dの2倍と管内最大直径:Dとの比率:2d/Dが0.05〜0.1となるように構成すると共に、前記仮想境界線22上に、前記傾斜溝12の溝深さ:dよりも浅い溝深さ:ds において、管軸方向に延びるストレート溝14を該傾斜溝12に連通する状態で設け、更に、該ストレート溝14の溝深さ:ds (mm)、溝幅:Ws (mm)及び条数:n、並びに管内最大直径:D(mm)の関係式:ds ×Ws ×n/(π×D)の値が、0.001〜0.05の範囲内となるように構成した。
請求項(抜粋):
管内面に、少なくとも2本以上の管軸方向に延びる仮想境界線を有し、該仮想境界線のそれぞれからそれを挟んだ両隣りの仮想境界線に向かって、多数の傾斜溝を、管軸に対して所定の角度を為して傾斜せる形態において形成する一方、該仮想境界線を挟んでそれぞれ形成される両側の傾斜溝が互いに逆方向に傾斜しているように構成し、且つそれら傾斜溝の溝深さ:dの2倍と管内最大直径:Dとの比率:2d/Dが0.05〜0.1となるように構成すると共に、前記仮想境界線のそれぞれの上に、前記傾斜溝の溝深さ:dよりも浅い溝深さ:ds において、管軸方向に延びるストレート溝を該傾斜溝に連通する状態で設け、更に、該ストレート溝の溝深さ:ds (mm)、溝幅:Ws (mm)及び条数:n、並びに管内最大直径:D(mm)の関係式:ds ×Ws ×n/(π×D)の値が、0.001〜0.05の範囲内となるように構成したことを特徴とする内面溝付伝熱管。
IPC (2件):
F28F 1/40 ,  F25B 39/00
FI (2件):
F28F 1/40 D ,  F25B 39/00 Q
引用特許:
審査官引用 (2件)

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