特許
J-GLOBAL ID:200903077098049035

熱処理により寸法調整した冷間工具およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-357142
公開番号(公開出願番号):特開2001-172748
出願日: 1999年12月16日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 高い寸法精度を求められる冷間工具の製造において、仕上げ加工を省略して熱処理を行なうだけで、それも少ない処理回数で、目標とする寸法に近い寸法の工具を製造可能にすること。とくに、表面に化学蒸着による硬質膜の被覆を設けたことにより、仕上げ加工を行なえない工具の製造に好適なせ遺贈方法を提供する。【解決手段】 重量で、C:0.5〜2.6%,Si:2.0%およびMn:2.0%に加えて、Ni:1.0%以下,Cr:0.5〜15.0%,Mo:5.0%以下およびV:5.0%以下の1種または2種以上を含有し、残部が実質上Feである合金組成を有する工具鋼を工具形状に成形し、焼入れを施して残留オーステナイトの量を体積比で5〜30%を占めるように調整し、0〜-200°Cの温度に冷却するサブゼロ処理を行なって残留オーステナイト量を調整することにより寸法変化を制御し、ついで500°C以下の温度における焼戻し処理を施して、目標寸法を実現する。
請求項(抜粋):
重量で、C:0.5〜2.6%,Si:2.0%およびMn:2.0%、Ni:1.0%以下、Cr:0.5〜15.0%、Mo:5.0%以下およびV:5.0%以下を含有し、残部が実質上Feである合金組成を有し、焼入れ状態で残留オーステナイトが体積比で5〜30%を占める工具鋼を工具形状に成形したものを、0°C〜-200°Cの温度に冷却するサブゼロ処理、および500°C以下の温度における焼戻し処理を施してなる、熱処理により寸法調整した冷間工具。
IPC (8件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/00 301 ,  B23P 15/24 ,  C21D 6/00 ,  C21D 6/04 ,  C21D 9/00 ,  C22C 38/58 ,  C23C 16/30
FI (8件):
C22C 38/00 302 E ,  C22C 38/00 301 H ,  B23P 15/24 ,  C21D 6/00 L ,  C21D 6/04 ,  C21D 9/00 M ,  C22C 38/58 ,  C23C 16/30
Fターム (17件):
4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030CA02 ,  4K030LA21 ,  4K042AA25 ,  4K042BA13 ,  4K042CA06 ,  4K042CA07 ,  4K042CA08 ,  4K042CA09 ,  4K042CA10 ,  4K042CA13 ,  4K042CA17 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06 ,  4K042DE07

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