特許
J-GLOBAL ID:200903077100657480

膠質炭酸カルシウムの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-015006
公開番号(公開出願番号):特開平5-208814
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 電顕粒径が0.04μmを超え0.08μm未満の任意の均一粒子で構成される、機能性が高く、凝集性が殆どなく分散性に優れることから機能付与効果に優れる膠質炭酸カルシウムを容易かつ効率的に製造することができる膠質炭酸カルシウムの製造法を提供することを目的とする。【構成】 石灰乳懸濁液に炭酸ガスを導入することにより、電子顕微鏡法による平均粒子径(以下「電顕粒径」と称す。)が0.04μmの膠質炭酸カルシウムを含むpH6.8±0.2の懸濁液を得、この懸濁液に水酸化カルシウム又は水酸化ナトリウムを添加してpHを9.7±0.2に調整した後、45〜95°Cの温度に昇温して、懸濁液pHが所定のpHに上昇するまで撹拌、熟成を行なって、電顕粒径0.04μmを超え0.08μm未満の膠質炭酸カルシウムを含む懸濁液を得る。
請求項(抜粋):
石灰乳懸濁液に炭酸ガスを導入することにより、電子顕微鏡法による平均粒子径(以下「電顕粒径」と称す。)が0.04μmの膠質炭酸カルシウムを含むpH6.8±0.2の懸濁液を得、この懸濁液に水酸化カルシウム又は水酸化ナトリウムを添加してpHを9.7±0.2に調整した後、45〜95°Cの温度に昇温して、懸濁液pHが所定のpHに上昇するまで撹拌、熟成を行なって、電顕粒径0.04μmを超え0.08μm未満の膠質炭酸カルシウムを含む懸濁液を得ることを特徴とする膠質炭酸カルシウムの製造法。

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