特許
J-GLOBAL ID:200903077102510630

パケット伝送ネットワークにおけるウィンドーサイズの調整方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-108459
公開番号(公開出願番号):特開平7-074780
出願日: 1991年04月12日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 所望のウィンドーサイズになるまで最少回数の反復でパケット伝送ネットワークにおけるウィンドーサイズを動的に調整すること。【構成】 パケット伝送ネットワークのリンクを介しての送信装置と受信装置間のセッションにおけるウィンドーサイズを動的に調整するための方法および装置であって、最少回数の反復により最適ウィンドーサイズを決定する動的ウィンドー調整方法である。また、その間にこのネットワークを介してパケットを伝送する多数のセッション間で歩調合せクレジットを共用させる。送信すべきパケットを有しないセッションは共用クレジットプールに歩調合せクレジットを送り、その間歩調合せクレジットは送信すべきパケットを有するセッションに配分される。
請求項(抜粋):
パケット伝送ネットワークにおいて、このネットワークのリンクした送信側および受信側間のセッションにおけるウィンドーサイズを調整する方法であって、上記送信側および受信側間セッションにおいて送信されるべき次のウィンドーの、上記送信側が次のウィンドー内で送信しうるパケットの数である、サイズを示す歩調合せレスポンスを上記送信側に送る段階を有し、上記次のウィンドーサイズ(WS)はそれが計算されるべきときにQL≠0またはQL=0であり且つ歩調合せ要求が特定の時間インターバル内で受信されなかったとき前のウィンドーサイズを減少させることにより決定され、かくしてウィンドーサイズ(WS)が次式WS=max(Wmin ,CNT-QL+B)(但し、CNTは、上記送信側から受信側に伝送されるべき第1パケットに必要な時間とこの第1パケットが上記受信側受信された後に上記受信側から上記送信側に送られるべき第2パケットに必要な時間の和であるラウンドトリップ遅延時間中に上記送信側から上記受信側で受信されるパケットの数、QLはこのネットワークの他のノードへの将来の伝送のために上記受信側の待ち行列に記憶されるパケットの数、Wmin は最小ウィンドーサイズを示す予め特定されたパラメータ、Bは同じく予め特定されたパラメータである)で決定され、上記次のウィンドーサイズは、この次のウィンドーサイズが計算されるべきときにQL=0であり且つ歩調合せ要求が上記特定の時間インターバル内で受信されたとき上記次のウィンドーサイズがCNTとWmax (但し、Wmax は予め特定されたパラメータである)の間の値となるならば前のウィンドーサイズを増大させることにより決定される、パケット伝送ネットワークにおけるウィンドーサイズの調整方法。

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