特許
J-GLOBAL ID:200903077102511792

印刷版取出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194316
公開番号(公開出願番号):特開平11-035176
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 積層されている最表層の印刷版を短時間に効率良く取り出す。【解決手段】 最表層の印刷版Pの長手方向の端部は、吸着ユニット116の押圧ブロック122と共に吸盤124が当接すると、この吸盤によって吸着される。このとき、吸盤の吸着カップ124Aが変形して吸着面が上昇するので、印刷版は端部が僅かに持ち上げられる。持ち上げられた印刷版の端部は、エアーノズル138の噴出口140から吹き出されるエアーによって、最表層の印刷版と次の印刷版の間がこじ開けられ、さらにエアーが吹き入れられる。したがって、最表層の印刷版から次の印刷版が分離し易くなり、最表層の印刷版を端部から段階的に持ち上げると、それに合わせて次の印刷版が短時間で確実に分離される。
請求項(抜粋):
載置台に積層された長尺矩形状の印刷版の最表層の印刷版の四隅近傍を第1の吸着手段によって吸着すると共に、該印刷版の中央部を第2の吸着手段によって吸着して最表層の印刷版を取出す印刷版取出し装置であって、前記第1の吸着手段に隣接して設けられた押圧部材が第1の吸着手段が前記最表層の印刷版を吸着したときにこの印刷版に当接することにより、第1の吸着手段によって吸着された印刷版の周縁側を上方移動させる持ち上げ手段と、前記印刷版の長手方向の両端に対向し前記第1の吸着手段に吸着され持ち上げ手段によって持ち上げられた最表層の印刷版と次の印刷版の間へ向けてエアーを所定時間噴出するエアー噴出手段と、前記エアー噴出手段によるエアーの噴出が停止したときに前記第2の吸着手段に対して前記第1の吸着手段のそれぞれを所定の高さまで上方へ相対移動させることにより印刷版の四隅を捲り上げる相対移動手段と、前記相対移動手段によって前記第1の吸着手段を上方移動させた後に前記第1及び第2の吸着手段と共に最表層の印刷版を上昇させる昇降手段と、を含むことを特徴とする印刷版取出し装置。
IPC (3件):
B65H 3/08 310 ,  B41F 13/00 ,  B65H 3/48 310
FI (3件):
B65H 3/08 310 A ,  B41F 13/00 B ,  B65H 3/48 310 Z

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