特許
J-GLOBAL ID:200903077102734619

保香性及び耐衝撃性に優れたラミネート絞り容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-257222
公開番号(公開出願番号):特開平7-108650
出願日: 1993年10月14日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 優れた加工性及び密着性を保持しながら、保香性と耐衝撃性、特に耐デント性との組み合わせに優れたポリエステルフィルムラミネート材から成る絞り成形容器を提供する。【構成】 樹脂フィルムとして、テレフタル酸85乃至97%及びイソフタル酸3乃至15%からなる酸成分とジオール成分とから誘導された高分子配向性共重合ポリエステル(A)の表層と、テレフタル酸84.5乃至96.5%及びイソフタル酸3.5乃至15.5%からなり、且つイソフタル酸を表層共重合ポリエステル(A)よりも多い量で含む酸成分とジオール成分とから誘導された低分子配向性共重合ポリエステル(B)の下層とから成る積層フィルムを使用する。【効果】 絞り容器の経時後の耐デント性や耐腐食性、更には密着性や加工性を著しく向上させ、且つ芳香成分の吸着と樹脂成分の内容物への溶出を防止して、内容物の香味の保存性を顕著に向上させるこが可能となった。
請求項(抜粋):
金属板に樹脂フィルムを積層したラミネート材を有底カップに絞り加工してなる絞り容器において、前記樹脂フィルムは、テレフタル酸85乃至97%及びイソフタル酸3乃至15%からなる酸成分とジオール成分とから誘導された高分子配向性共重合ポリエステル(A)の表層と、テレフタル酸84.5乃至96.5%及びイソフタル酸3.5乃至15.5%からなり且つイソフタル酸を表層共重合ポリエステル(A)よりも多い量で含む酸成分とジオール成分とから誘導された低分子配向性共重合ポリエステル(B)の下層とから成る積層フィルムであり、且つ前記表層は、容器の状態において、0.02以上の複屈折法配向度(Δn)、但し【数1】Δn=n1 -n2n1 はフィルムの最大配向方向の複屈折率であり、n2 はフィルムの厚み方向の複屈折率である、を有することを特徴とする保香性および耐衝撃性に優れたラミネート絞り容器。
IPC (4件):
B32B 15/08 104 ,  B21D 22/20 ,  B65D 8/16 ,  B65D 25/14

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