特許
J-GLOBAL ID:200903077104876003

位置決定応用のスペクトル拡散受信機における多経路誤差の減少

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-508674
公開番号(公開出願番号):特表2000-511278
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】疑似ランダムノイズ(PRN)コードを有する無線周波信号の受信機と、アプリケーションの位置決定に特に適用される前記信号を処理する技術に関する。PRNコードに対応する信号は、局部発生されて受信信号を解読するために使用され、多経路(遅延)の無線周波信号が存在する場合に生じる位置誤差を減少させる。本発明の受信機および信号処理技術の重要な応用は、汎世界測位システム(GPS)に用いられ、ここでは、数個の衛星から送られてきた多数の前記信号が同時に受信,処理されて、受信機の位置や動き等の情報を得ることができる。各受信機の多数の処理チャンネルに設けられた遅延ロックループ(DLL)相関器は、一つの衛星からの直視信号にロックされて、多経路信号の影響をかなり減少させる。
請求項(抜粋):
搬送波を含む入射信号を解読する方法であり、前記搬送波は、疑似ランダムノイズ(PRN)2進コードで暗号化されたものである入射信号を解読する方法において: 入射信号のPRNコードに対応するPRN信号を局部的に発生させ、 局部発生したPRN信号を入射信号と混合させ、 局部発生したPRN信号を入射信号と混合させた結果から、入射信号PRNコードおよび局部発生PRN信号間の相対位相差の関数としての大きさをもつ誤差信号を展開することであり、ここで、前記局部発生したPRN信号は、(a)零の相対位相差に対して、およびプラスおよびマイナス1チップ間との広範囲の相対位相差に対して零であり、そして(b)相対位相差が、前記範囲の中心部分内で零から別の値に変化するにつれて増加するものである誤差信号を展開し、そして 前記誤差信号が、前記範囲の前記中心部分内に零でない大きさをもつとき、局部発生したPRN信号の位相を、誤差信号を零に駆動するように調整することで前記相対位相差を調整することであり、それにより、入射信号のPRNコードと局部発生したPRN信号との間の相対位相差を零に駆動する前記相対位相差を調整することを含む入射信号を解読する方法。
IPC (2件):
G01S 5/14 ,  H04B 1/707
FI (2件):
G01S 5/14 ,  H04J 13/00 D

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